〒730-0013 広島市中区八丁堀6番11 グレイスビル702
営業時間 | 火曜日から土曜日 10:00~20:00 日曜日・祝祭日 10:00~18:00 |
---|
定休日 | 月曜日・毎月第2日曜日 GW・夏休み・年末年始 |
---|
日本経済新聞2009/03/14温泉列島再発見より
海の力で美しく・・・“皆生温泉” |
皆生温泉(鳥取県米子市)の弓ヶ浜は、「日本の白砂青松百選」「日本の渚百選」「日本の朝日百選」などに選ばれているだけに、海と砂浜、松林が織りなす景観はだれしもが癒されるだろう。 生命の起源は海である。 海水は私達の自律神経をよみがえらせてくれる。はるか海上に隠岐を遠望する美保湾の海底が、皆生温泉の湯元だという。もちろん良質の食塩泉です。
欧州で古代ギリシャ時代から治療法として確立されてきた“タラソテラピー”が健康志向の高まりから日本でも注目を浴びている。ギリシャ語で海を意味する「タラサ」と治療両方の「テラピー(セラピー)」あわせたタラソテラピーは、海水、海藻、海岸の気候風土などを病気の治療や健康づくりに活用した海の自然療法です。 『皆生は“塩の湯”と呼ばれてきたので、温泉につかるだけでタラソ効果が実感できる』 温泉教授 松田 忠徳さんのお話から |
2009-03-15 SUNDAY NIKKEI健康より
主な泉質ごとの症状改善効果
日本温泉気候物理医学会の2007年度報告書などより
泉質 | 症状改善 |
単純温泉 (アルカリ性) | 自律神経不安定症、不眠症、うつ状態 |
塩化物泉 | 抹消循環障害、冷え性、うつ状態 |
炭酸水素塩水 | 抹消循環障害、冷え性 |
硫酸塩泉 | 抹消循環障害、冷え性、うつ状態 |
二酸化炭素泉 | 抹消循環障害、冷え性、自律神経不安定症 |
硫黄泉 | アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、抹消循環器障害 |
酸性泉 | アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬 |
放射能泉 | 関節リュウマチ、強直性脊髄炎など |
日本経済新聞2007.11.17 HEALTH AND BEAUTYより
突然足がつる「こくら返り」・・・冷え・不摂生が大敵 |
適度な運動欠かせず『水分補給や食生活改善も・・・』 |
※ 運動中や就寝中、何の前触れもなく、ふくらはぎがつり強い痛みに襲われる『こむら返り』 ※ 冷えや水分不足、さらには暴飲暴食など日ごろの不摂生がひきがねになるケースも ◆こむら返りって ふくらはぎ(こむら)の筋肉が突然、収縮したまま元に戻らなくなってしまった状態。足の裏や指、太ももなどにも起きる。 ◆おきる理由・・・全日本鍼灸マッサージ師会の小沢繁之さんのお話 ① 冷え ② 筋肉疲労 ③消化器系の不良 の3つが考えられる ◆ 対策として・・・有楽橋クリニックの林泰院長のお話 ● 就寝中の対策 「寝る前やトイレに起きたとき、2,3回うがいをして、最後におちょこ二杯くらい飲むといい」 風呂につかり、十分身体を温めてから布団に入るのも効果がある。布団はできるだけ、軽めに ● 日ごろの食生活では・・・ 水分補給のほか、カリウムやカルシウム、マグネシウムといった、筋肉の収縮にかかわる電解質や、筋肉代謝にビタミンB1をとることが重要です。カリウム補給には「緑黄色野菜や淡色野菜、海藻類、カルシウムなら小魚や牛乳などをバランスよくとる ● 運動前なら ラジオ体操など軽く全身の筋肉や関節を動かすだけでも効果がある。 ◆小沢さんのお話 普段から、腰のちょっと下や、両側のお尻の真ん中あたりにげんこつを当て、足元までジーンと心地よく響く場所を探して、何度か押してあげると、下肢の筋肉の緊張がとれやすくなる
◆なってしまったら 足のつま先を自分のほうに曲げるようにして、ふくらはぎの筋肉をよく伸ばすと痛みが緩和される。 (ただ、急激にすると、筋肉が炎症を起こす恐れがある) ○ 小沢さんのお勧め方法 ①一方の手でふくらはぎをさすって温める。 ②もう一方の手でつま先を持ち、自分の方へのばしたらいったん、元に戻す。 この動作を20〜30回程度繰り返すことで痛みを和らげる
基本的に健康には影響はないといわれますが、あまり頻度が多かったり、長い時間けいれんが続くようなら、肝臓秒・糖尿病・ヤック剤の副作用なども考えられるので診てもらったほうがよさそうです |
栄養素 | 多く含まれる植物の例 |
カリウム | ・緑黄色野菜・・・トマト、ブロッコリー、ピーマン、にんじんなど ・淡色野菜・・・・・ハクサイ、キャベツ、タマネギ、大根など ・コンブやわかめなどの海藻類やキノコ類など |
カルシウム | ・牛乳、ニボシなどの小魚 |
マグネシウム | ・カキ、はまぐり、アサリなどの貝類 |
ビタミンB1 | ・タマゴ、豚肉、胚芽(ぬか漬け)など |
(有楽橋クリニック林泰院長のお話を基に作成) |
日本経済新聞2007.11.10 一人楽区・・・くらし知っ得より
◆ エクササイズで便秘解消 ◆
下腹部のポッコリ対策
自覚症状がないうちに丁の内容物が増え、下腹を押し出している可能性が・・・
:朝、目が覚めたら布団の中で両手を腹部の上に重ね、下腹の右下からへその上を通って左下まで、時計回りに圧迫していこう。脂肪の下の筋肉を触れるつもりでやや強く、一ヶ所3秒を目安に圧迫するのがコツ。
:あおむけに寝たまま片方のひざを両手で抱え、息を吐きながら引き寄せる動作も便秘改善に役立つ。左右の足を交互に3回ずつ繰り返す。布団から出たらコップ一杯の冷たい水を飲むと、さらに効果が高まる。
:腹筋、特に腹横筋(腹から背中まで左右に横断している筋肉)を鍛えれば改善につながる。
パソコン作業の合間などに、座ったまま両手を下腹に当て、腹部の凹凸を意識しながら腹式呼吸をする。
息は華から吸い込み、口から吐きだすのが基本。10回ほど続けて行えば腹横筋を鍛えられる。
:ひざを上げる運動も試してみる価値がある
両手で壁を支えてまっすぐ立ち、片方のひざをゆっくりと垂直に持ち上げて5秒間キープ。
いったん、もとに戻してから、もう一度、これを左右に6回ずつ繰り返す。簡単な動作ですが繰り返すことで効果fが期待できる
日本経済新聞10/13『折々の知恵』より
【焼き魚】
◆『姿焼き』
★鮎の場合
まず尾をはずし、背と腹の部分をまんべんなく、箸で押さえつけ、中骨と身を離す。それから箸で
身を押さえながら、頭の部分をゆっくり引っ張ると中骨がきれいにはずれる
◆『切り身』
【煮物】
【刺身】
【汁物】
『フタ付の場合』
【ご飯】
【やってはいけない箸使いの例】
料理を突き刺して取る
箸置きを使わず、食器の上に渡しておく
料理から汁がたれたまま口に運ぶ
料理を取り分ける際、口を付けた方では失礼と思って逆さに使う。
礼儀正しいつもりでも、実は自分の手が触れた側で料理をつかむことになるからで、気の置けない集まりなら、直箸でもいい。気になるなら菜ばしをもらう。
日本経済新聞2007/09/22 HEALTH AND BEAUTYから
【自転車・上手に乗って体力アップ】
【ペダルへの足の乗せ方】 | |
〇 | 母指球(足の親指の付け根のふくらみ)がペダルの中心にくるように |
○ | 土踏まずをペダルの中心に置くと力が効率的に伝わらず疲れやすくなる |
○ | ペダルをこぐ際、太ももに力が入りすぎるのも疲れやすい |
○ | ふくらはぎから足首を意識してこぐと良い |
【サドルの位置や姿勢】 | |
○ | サドル(椅子)はまたがってペダルを一番下にしてかかとを乗せた時に膝が軽く曲がっている程度の高さに調節 |
○ | おなかにボールを受けるような感覚で前傾姿勢を |
○ | ひじは伸ばしきらずに下側に軽く曲げる |
【効率のいい乗り方】 | |
○ | いわゆるママチャリでよりスピードを出したい場合はサドルを高めにして前のめり気味のポジションにする |
○ | 人によるが、一般的にはエネルギー効率のいいペダル回転数は1分間に70回転といわれる |
夏のヘアケアの主な注意点
種類 | 影響 | 対策 |
---|---|---|
紫外線 | ●キューティクルの表面を傷める ↓ パサつき、切れ毛、変色の原因に | ●帽子、日傘などで髪の毛をカバー |
海・プール | ●海・・・髪のメラニンが分解されやすくなる ●プール・・塩素は紫外線同様、キューティクルの表面を傷める ↓ パサつき、切れ毛、変色の原因に | ●スイミングキャップがある程度効果的 ●上がったら水シャワーで充分そそぐ |
オフィス | ●環境的にあまり影響なし | ●出勤前にきちんと髪の乾燥を |
日本経済新聞8/11Health & Beautyから
夏こそ目のケア
結膜炎・ものもらいの予防法や目のケア方法 | |
---|---|
◆ウイルスや細菌が目に入らないようにするための対策 | |
○ | せっけんでしっかり洗い手を清潔にする |
○ | コンタクトレンズを不潔な指で着脱しない |
○ | 目をこすらない |
◆目を傷つけたり、雑菌が入ったりしないようにする対策 | |
○ | 前髪が目にかからないようにする |
◆目の際の脂腺の循環を良くしておくための対策 | |
○ | アイメークをしっかり落とす |
○ | 顔を洗ったあと、ベビーソープで再度、目の縁を洗う |
○ | 温タオルを目の縁にあてる |
◆免疫力低下を防ぐために欠かせない | |
○ | 生活が不規則にならないようにする |
◆紫外線を効率よくカットして炎症を防ぐ | |
○ | 長時間外に出るときはサングラスをかける |
日本経済新聞8/4 HEALTH AND BEAUTYより |
日本経済新聞7/28HEALTH AND BEAUTYより
役だつ応急手当の知恵
ねんざ、突き指、骨折したら | |
---|---|
◆ | まずは安静にして冷水などで患部を冷やす |
◆ | 患者が痛みを感じない形で患部が動かないように副木を添えて固定する |
◆ | できれば患部を高くする。副木に使えるものとしては枝や傘、新聞紙や雑誌を丸めたもの、割り箸やスプーンなど |
◆ | 突き指は隣の指と一緒に紙などを巻いても固定できる |
とげが刺さったら | |
◆ | 針を毛ぬきなどでとるが、このとき使えるのが5円や50円の穴の開いた硬化。とげを穴の部分に入れて押し出してから抜くと抜きやすい |
ハチに刺されたら | |
◆ | 近くに巣がある可能性もあるので姿勢を低くしてすぐに現場を離れる |
◆ | 逃げた後は、針が残っていたら根元から毛抜きなどでぬくか横に払い落とす。指された部分の周囲を強くつまんで毒を押し出す |
◆ | ハチの毒は水に溶けやすいので流水で患部から毒を搾りだすように水に流すと良い |
●切り傷や最傷などのけが
基本は、流水で傷口を洗って消毒、出血が続けば直接圧迫しての止血だが「止血用のガーゼがなければ折ったハンカチなどをライターであぶると現金消毒できる。すすがつくこともあるが大丈夫
●毛虫に間違って触ってしまい皮膚がひりひりしたりかゆい場合
皮膚に針が残っていたらそれを取り除く必要があるがこのとき手ではらうのは避けたい。
はらった手に針が残りその手で別のところを触るとそこがかゆくなることも多い。
「針はガムテープなどで取り除き、そのご流水で洗い流す。あれば抗ヒスタミン軟膏をつけて患部を冷やすとよい。
基本的にかゆみは冷やすと軽減する。
●やけどの場合
すぐに冷やすのはおおむね常識ですが、冷やす時間は痛みが取れるまで。
軽いやけどでも15分くらいは冷やしたほうがよく想像以上に時間がかかる。氷水で急冷したほうがよさそうに思えるが、皮膚が弱っているのであまり冷やしすぎると刺激が強すぎる
水泡ふができたらつぶさずにそのままで。
日本経済新聞7/21「HEALYH&BEAUTY」欄から
【夏が肝心 ダニ対策・アレルギー予防に欠かせず】
ダニによるアレルギーを防ぐ主の対策
● | 湿度は最大でも60%までに |
---|---|
● | 夏場はエアコンの除湿運転が効果的 |
● | 効果的な換気には1階と2階など高さの違う窓を開ける方法も |
● | フローリングに掃除機をかける際は先にふき掃除を |
● | ハタキはアレルゲンを舞い上げるので使わない |
● | 掃除機の吸い込み口をゴシゴシ押しつけず1往復に2秒〜3秒かけゆっくり動かす |
● | 布団は干して乾燥させ、取り入れたら掃除機かけを |
● | 布団を外に干せなければ乾燥機を使うかイスを並べて上に置き風を通す |
● | 洗濯できる寝具などは定期的に洗う |
『夏場は温度や湿度が高まりダニが増える季節』
『ダニのフンや死骸原因』フンや死骸がぜんそくの原因となるのは「チリダニ」という種類。
日本アレルギー学会常務理事・国立病院機構相模原病院副院長の秋山一男さんのお話
『今やアレルギー疾患はダニ対策抜きで語れないといっても過言ではない』 ■ダニのフンなどが主要な抗原(アレルゲン)となる割合は小児の気管ぜんそくで8割以上、成人でも4割程度しめる。
■通年性のアレルギー性鼻炎の抗原もダニが一番多く、アトピー性皮膚炎も関係を示すデータは多い。
そういった点で『家庭でのダニ対策は欠かせない』
国が認めている食品添加物は約820種。
その作用は
①食品の品質を維持する
②栄養の補てん
③味・食感などを向上させる
④食品の成形・加工しやすくする
●安全な摂取量
通常、動物実験などを踏まえてきめられています。
動物が一生、毎日食べても有害な影響が見られない最大摂取量(体重1kg当り)を定め、その百分の1の量を人が一生食べ続けても安全な量とする。これを超えない範囲で使用基準が決ま。
添加物の種類と役割
用途名 | 役割 | 代表的物質 |
---|---|---|
甘味料 | 食品に甘みを与える | キシリトールなど |
着色料 | 着色し、色を整える | クチナシ黄色素など |
保存料 | カビや最近を抑え、保存性を高める | ソルビン酸など |
増粘剤、安定剤、ゲル化剤 | 滑らかさうや粘り気を与え、安定性を増す | ペクチンなど |
酸化防止剤 | 油脂などの酸化を防ぐ | ミックスビタミンEなど |
発色剤 | ハムなどの色や風味の改善 | 亜硝酸ナトリウムなど |
漂白剤 | 白くきれいにする | 亜硫酸ナトリウムなど |
防カビ剤 | カビの発生防止 | ジフェニールなど |
注・日本食品添加物協会資料より
日本経済新聞3/31 買い物百貨の記事から
『パンティストッキングのお話』
新生活なスタートするこの時期、特に女性の場合は、足元のおしゃれに気をつかいます。パンストに国内出荷数は、2005年・5年前に比べて生産量がほぼ半減。
楽にキレイに素脚気分
選ぶPOINT |
---|
|
パンテーストキングを選ぶ際に気をつけることは
引き締め力の強さ
引き締め力が強いものほど脚が細く見えるが、好み次第では窮屈に感じることがある。 最適サイズを選ぶことも、疲れを軽減させるために必要。 |
---|
日本経済新聞3/3HEALTH AND BEAUTYの記事から今回は、『水虫』についてのお話についてです。水虫は・・・白癬(はくせん)菌といわれるカビの一種が人の皮膚に巣くうために起きる病気です。白癬菌は人の皮膚やアカなどと一緒にはがれ落ちる。はがれ落ちた後も半年から1年ほど生き延びるのいわれている。 ☆家族にうつさないために・・・
家族にうつさないために、水虫のある人は注意すること | |
① | こまめに清掃。毎日、掃除機をかけたりふき掃除をする。 消毒などは不要 |
② | バスマット、バスタオルは共有しない |
③ | 患者はできればスリッパ着用 |
④ | 患部は石けんで洗い、よく乾かしてから清潔に |
⑤ | 蒸れにくい靴をはく |
⑥ | 専門医を受診する |
⑦ | 塗り薬は広く薄く塗布。最低半年から1年使う |
⑧ | 治りにくい水虫は内服薬で治療 |
⑨ | 家庭に同じ症状の人がいれば、一緒に治療を |
日本経済新聞2/17HEALTH AND BEAUTYの記事から
耳そうじの注意点 | |
☆ | 耳の入り口から1cmくらいまでの範囲 |
☆ | 2−3週間に1度程度 |
☆ | 耳かきや綿棒は短めにもち、耳の壁をなでるように |
☆ | 綿棒は丈夫で太め、綿がしっかり巻いてあるもので、ベビーオイルをつけると良い |
☆ | 耳かきは使ったら洗浄し清潔に |
☆ | つめや鉛筆、つまようじなどで耳をつついたりしない |
☆ | 自然にとれない耳あかを無理やりとろうとしない |
☆ | かゆみや痛みがあるときだけでなく、耳がきれいになっている気になったら専門医に相談 |
日本耳鼻咽喉科学会広報委員会、笠井創院長などの話より |
日本経済新聞2/10HEALTH AND BEAUTYの記事から
【低血圧症状を防ぐ・・・足に知をためない工夫を】
*** コップ2杯強の水をのむ ***
低血圧の不快なな症状を緩和する方法 | |
日常生活における対策 | |
○ | 定期的に500ml(コップ2杯強)の水を飲む |
○ | 特に夜は汗をかくため、朝は水を飲むようにする |
○ | ジョギングや体操など1日10分間運動する |
○ | チーズを1日50g食べる |
○ | 弾性ストッキングをはく |
○ | 朝早く起きて、朝食を取るようにする |
立ちくらみやめまいへの対策 | |
○ | 頭を低くしてゆっくり立ち上がる |
○ | 立ちくらみが起きた場合はしゃがむしゃがむ |
食後低血圧の人への対策 | |
○ | 食後に緑茶や紅茶、コーヒーをのむ |
日本経済新聞毎週土曜日 NIKKEI PLUS1の元気悠々のからの資料です。詳しく知りたい方は、 http://www.nikkei.co.jp/p1/health/へアクセスしてみてください。 健康に関する情報や役に立つ情報がたくさん載っています。 |
日本経済新聞 NIKKEIプラス1 くらし知っ得REAL SIMPLEより
リアルシンプルジャパン編集部
電子レンジを上手に使うと大変便利な道具なんですという話です
【電子レンジ活用法】 電子レンジの活用法に詳しい料理研究家の村上祥子さん(加熱時間はいずれも600ワットの場合の目安)● 野菜を切るときの悩み ☆玉ねぎ |
スパイスに健康効果 代謝促進、血管老化も予防 【料理に合うだけじゃない】 スパイスの健康効果 |
【食欲を高め消化吸収を助ける】 スパイスの香りは、かぐだけでも食欲が高まる。特にクミン、コリアンダーには胃腸の働きを活発にする働きがある。 食欲のないときには、スープなどに3種類以上を混合したブレンドスパイスを加えると効果的 |
【代謝を高め「冷え」を予防する】 交感神経機能を高め、エネルギー消費量、熱生産量を上昇させる。 トウガラシやショウガなどが効果的。トウガラシは辛さの刺激が持続するので、苦手な人にはショウガ汁やコショウなど、辛さが後をひかないスパイスを利用するとよい |
【血管などの老化を予防する】 ニンニクやパセリ、ショウガなどの香草類は、体内で発生し血管の老化や生活習慣病の要因となる活性酸素を抑制する抗酸化物質を豊富に含む |
【減塩、減カロリーを助ける】 スパイスの香りで強調することで、調理加える塩分を控えめにできる。 菓子づくりで満足のいく風味を出すためには大量の砂糖が必要だが、フェンネル、バニラ、シナモンなどを加えれば甘さ控えめでもおいしく仕上がる。 |
日本経済新聞12/7SUNDAY NIKKEI『健康・脳の健康法』より
本能まま食べる・・・快食療法 |
効果的で最も始めやすい脳の健康法は? 生きるための強い本能である食欲を利用した「快食療法」 快食療法は自然界の動物に近づくことだともいえる。おなかふがすいたら好きな物、食べたい物だけおいしく楽しく、こころゆくまで食べる。就寝直前や10時、11時でもよい。健康に良い食材を、とは考えない。脂っこいものや味の濃いもの、洋食でも中華でも、最もおいしいと感じる味付けが良いのです。食材をかみしめて味わってほしい。 「健康に悪いものを食べた」「食べ過ぎた」と後悔するとストレスとなり逆効果で、快食といえなくなる。家庭にもそんなことをいわないように頼んでおく。「ああ美味しかった。ごちそうさま」と言葉に出すことは効果的。 江戸時代中期までは日本は1日二食だった。 特に朝食が理想的。起床後はかまどに火をおこして飯を炊き、おかずを作り、野良仕事などを終えてからゆっくりと朝食をとっていた。体も脳も目覚め空腹を感じていた。 朝しっかり食べるから昼食はなくても大丈夫。仕事から帰ってちょうど空腹感が出て来たころに夕食となった。 現代は・・・多くの人が夜型の生活で、朝起きてすぐに朝食をかき込むことが多い。脳も体も目覚めておらず生理学上、夜食と同じになる。無理に朝食はとらず、起きぬけに多い軽度の脱水状態と低血糖状態を解消するために適度な水分と糖分を補給すれば大丈夫。 昼は快食してもよいし、夕食までのつなぎと考えてもよい。つなぎなら、その後おなかがすくまで待って夜に快食すればよい。甘いデザートを食べたいからと、夕食を減らしてはいけない。「禁止」はストレスを生む。 理性で考えずに、本能で体験することから治療が始まる。 |
日本経済新聞12/7SUNDAY NIKKEI『健康・脳の健康法』より
脳の疲労を和らげる・・・五感治療法 横倉クリニック院長 横倉 恒雄さん |
従来の健康づくりや予防医学はメタボリック症候群、生活習慣病、精神障害などの表面的な症状に着目して取り組んできた。食時制限、栄養バランスの確保などの食生活の指導や運動、睡眠、休養、規則正しい生活の指導など全てがそうでした。 →病気の状態を強引に健康な状態に変える発想といえます。実際には川の上流に脳疲労があり、その結果、下流が汚染されて病気になることが多いのに、下流だけを見て健康づくりを奨励し川をキレイにした気になっていた。対策は禁止や抑制、強制の指導ばかり。脳が疲れている人にとっては不快として記憶されて、かえってストレスを増していた。だからリバウンドするケースも多かった。 対策は・・・ 脳疲労の状態を改善し、脳が本来持っている健康に生きる能力を回復させる。 方法は2つ 1・理性脳の負担を軽減する。 「こうしなければ」「こうあらねば」と自分で自分を禁止、抑制することをできるだけしない「禁止の禁止の法則」 2・本能の脳を回復する 自分にとって心地よいことを1つでも始める「快の法則」 2つの法則を実行するには「五感療法」が有効 我々は外界の情報を触覚や視覚、聴覚、臭覚、味覚という五感でキャッチして脳に伝える。敵を発見したり、食べ物の腐敗や毒の有無、熱さなどを感じとって食べるかどうかを決めたりする。季節の変化も五感を通して脳が察知し適応のための行動を促す。 この五感の働きを回復させ、脳の疲労を和らげる。五感をとぎすまし、感覚器から脳に入る情報を受けて自分の気持ちに正直に動く。 健康に良い習慣や食べ物だといわれても自分が嫌いならしない、食べない。健康に悪いといわれても好きでやめられないければ続ける。自分が好きなことや食べ物の中で、健康によいものから選んでゆけばよい。 |
日本経済新聞11/30SUNDAY NIKKEI『健康』より
高血圧 冬こそ 警戒 |
【冬の血圧の主な注意事項】 ◆起床 ●着替えは部屋を暖かくしてから ●洗濯はぬるま湯で ◆トイレ ●ヒーターなどで暖かくしガウンなどで防寒(特に夜間や早朝) ●強くいきんで排便すると血圧上昇 ◆外出 ●マフラー、手袋などで防寒 ●散歩などはなるべく気温が上がった昼すぎに ●急な激しい動きや重いものを持ち上げるのは避ける ◆入浴 ●脱衣所や浴室は暖房で暖かく。風呂のふたを取っておいたり、温水シャワーをしばらく流したりする方法も。高齢者など特に要注意な人は一番風呂ではなく家族が入った後に ●湯船に入る前に足もとからかけ湯 ●肩までつからず胸のあたりまで ●湯は摂氏40度ぐらいで ●つかる時間は5〜10分など短く |
追記・・・ 【40歳から予防】 *冬場は鍋物でしょうゆやみそを使う食事が増え、運動不足になったりしがち。塩分と肥満は高血圧のおおきな原因 *忘年会シーズンでアルコールを飲む機会が増えます 飲酒をすると血管が拡張して血管が拡張して血圧が下がるが「たくさん飲みすぎると逆に血管が収縮して血圧が上がる。」 *はしご酒も危険 外の冷気による血圧上昇に加え酔って歩くと激しい運動をしたように血圧が高まるほか、冬のコートなど厚着も負担に・・・ ◆厚生労働省の健康増進運動「健康日本21」では・・・ 適量を1日平均純アルコール 約20グラム 日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本、ワインならグラス2杯弱に相当。 飲酒後すぐ入浴すると血圧が下がり過ぎるので、3時間はあけたほうが良い。 |
日本経済新聞11/22楽食探訪『安心快食』より
【葉酸】を摂る 妊婦も積極的に |
消費生活アドバイザー 瀬古 博子さん 厚生労働省が妊産婦のための食生活の指針を作成。この中で積極的な摂取が推奨されているのが「葉酸」です。 ◆葉酸 ビタミンBの一種で、ホウレンソウ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜や果物などの身近な食品に多く含まれている。 葉酸の摂取で神経管閉鎖障害という赤ちゃんが先天性の病気の発症リスクが低減されると報告されている。 葉酸は誰にとっても重要な栄養素で十分な摂取が必要だが、赤ちゃんがほしいと思っている人や妊娠する可能性のある人、妊娠初期の人にはリスク低減のために 1日0.4ミリグラム の摂取が望ましい。 栄養を強化した食品やサプリメントを利用することもすすめられている。 但し、サプリメントは過剰摂取につながりやすい。1日に1ミリグラムの超えて摂取しないように注意が必要。 |
2008年10月26日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
気象業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん
症状が悪い日の天気・・・記録して予防に活用 |
病気になってから医療機関を訪れ、治療を受け、薬をもらう。 当たり前だと思う習慣がアレルギーの予防と治療で明らかに変わった。 ●アレルギー ある原因物質が体内に入ることによって起きる免疫反応 だから、原因物質を除去すれば発症しない。完全に治す方法は確立されていないが、原因を知ったうえで自ら対策を講じることができる。 ■たとえばスギ花粉症 シーズンにスギ花粉の無い北海道や沖縄、海外に出かけてしまえばまったく症状がでない。 薬で症状を緩和するメディカルケアだけでなく、患者自身が原因物質を防御したり体質改善したりするセルフケアを組み合わせて対応するようになった。 気象の変化は避けることができないし、毎日のように受けるストレスです。 空気が乾燥すれば呼吸器の病気が起こりやくなるし、気温が急に低下すれば循環器系の病気が多くなる。こうした知識を積極的に病気の予防やセルフケアに生かすと良い。 村山さんが開発した「スギ花粉情報」「紫外線情報」「熱中症情報」などが参考になる。 気象が関係する病気は数多い。しかも、人によって反応が異なる場合がある。アレルギー体質、ぜんそく、関節痛やリウマチ、偏頭痛など、いわゆる持病のある人は症状が悪化した日、発作がおきた日をカレンダーや手帳に記入し、あとで気象との関係を調べてみてはいかがでしょうか? どんな気象条件の時に症状が悪化するのかを知った上で、自分なりの予防策を立てることができる。 その情報を医師に伝えれば、より適切な治療法を受けることも可能になる。 気象がまったく病気に影響されない場合もあるが、それはそれで役立つ情報になる。
村山さんのコーナーが今回で終了してしまいました。 大変役に立つ内容で、私自身もいろいろ考えて行なうようになったような気がします。 これからは、また別な役に立つ情報を新聞より、見つけて抜粋してお知らせします。 村山さん大変役立つ情報ありがとうございました。 |
2008年10月19日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
気象業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん
秋から冬は保湿を・・・肌の乾燥に注意 |
秋の空が高く、きれいな青色に見えるのは夏に比べて水蒸気の量が減るため 水蒸気が多いと太陽の光の散乱度合いが大きくなって空が白っぽく見え、空が低く感じられます。 10月下旬の東京湿度は平均60%前後ですが、11月には50%台に下がる。空気が乾いてゆく10月からは肌の乾燥に注意が必要。 【肌の乾燥に影響するのは・・・】 乾燥度合いと紫外線強度、それに夜更かしなどの生活習慣 秋田、金沢などの日本海側の地方に美人が多いといわれるのは、太平洋側に比べて乾燥や紫外線による肌へのダメージが小さく、色白できめ細かな肌の人が多いからでしょう。 夏の湿度や紫外線の強さは日本海側も太平洋側も大差はない。しかし、秋から冬にかけて大きく違ってくる。 東京と秋田の湿度を比べると。10月下旬に秋田が10%も高い。真冬になると、秋田が20%以上も高くなる。 数ヶ月にわたって乾いた空気にさらされる太平洋側の地方で、肌が乾燥しやすいの当然。 肌の手入れと化粧とを混同している人がいますが・・・ 美しい肌をつくり守るためには・・・特に秋から冬にかけて、まず肌の保湿を心がけたい。 関東などで北風を冷たく感じるのは、乾いた風によって皮膚の表面から水分が奪われるからで、放置すれば肌がかさかさになってしまう。 入浴時にも注意が必要 入浴中にはかなりの量の汗をかき、水分が失われている。入浴前にも水を飲み、入浴後の水分補給と保湿クリームをわすれないようにしてほしい。 例年11月になると冬型の気圧配置が現れ、太平洋側で晴れるのに日本海側は雨や雪の日が多くなる。秋から冬にかけて紫外線の量は秋田では東京の25%〜30%しかないのです。 色白の美肌づくりには、浴びる紫外線量を減らすことも大切。 冬でも晴れた日の外出には、紫外線をカットするクリームなどを使うようおすすめします。 |
2008年10月12日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
気象業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん
10月の虫干し・・・布団手入れの好機 |
毎年10月から11月にかけて、各地の神社仏閣で「曝涼」が行なわれる。 曝涼とは虫干しのことで、奈良の室生寺にように真夏に行なわれる場合もあるが、多くは秋に行なわれている。奈良正倉院の曝涼は有名です。 秋晴れが続き、空気が乾燥するので虫干しに適している。普段は非公開の宝物が、曝涼の時期だけ公開されることがある。 例年、秋の長雨が終わる10月中旬からは大陸育ちの乾燥した空気が日本に流れ込んでくるため、虫干しに最適な季節になる。一般家庭でもこの時期に押入れなどの整理をし、虫干しすると良い。 10月中旬になると北海道では最低気温が5度以下になり、関東以西でも朝晩は15度以下の日が増える。秋は日中の気温が高くても夕方以降は急激に下がり、夜は暖かい布団がうれしい季節。 一晩の睡眠では、およそ200mlの汗をかく。牛乳瓶一本分の水を布団にまくのに等しいと考えると、かなりの量です。 掛け布団に吸い込まれた汗はほとんど蒸発するが、1週間も2週間も布団を干さないと次第に湿り気が多くなり、中綿がつぶれて保湿力が低下してくる。敷布団は水分が蒸発しにくいため、さらに早く湿ってします。 布団の保湿性を保ち、快適な眠りをとることは体調の維持にもつながる。そのために少なくとも週に1度は布団を乾燥させる必要がある。湿度が低くなる昼前後の時間を選び、遅くとも午後3時前に取り込むようにしたい。気温が下がると湿度が高くなるため、夕方まで干しているとせっかく乾燥した布団が再び湿り気を帯びてしまう。 快晴の日なら2時間程度で内部まで乾燥する。中綿の間に空気の層が復活し、保湿力も回復する。 ●共働き・一人暮らしの方の場合、休みの日に晴天になるとはかぎらない→その場合は 布団を椅子などにかけてエアコンをドライにしたり、敷き布団の下に乾燥剤を置いたりしてもよい。ホットカーペットがあれば、その上で乾燥させるなどの方法も。 |
この蘭を見つけてからは、本当に役に立つお話が掲載されており、わたしも出来るかぎりその日にできることはその日から実行してみようとおもっていうます。中々lこういった知識がないので大変役に立ております。お店でも、この辺を編集してお客様にも教えてあげようかとも思います。
2008年10月05日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
気象業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん
紅葉狩りの服装・・・防寒具の準備必要
|
北海道や日本アルプスでは紅葉が見ごろ。 日本でもっとも紅葉が早いのは北海道の大雪山系で、9月中旬からはじまります。 紅葉は明け方の気温が8度以下になると色づきはじめ10日ほどで見ごろになるが、霜が降りると葉が枯れてしまい色あせてきます。 3000メートル級の山が連なる日本アルプスでも9月下旬から10月上旬に紅葉が見ごろになるが、北アルプスの穂高連峰では、この時期には稜線が雪化粧する。麓に近いところでは緑で、三色に染め分けられることから三段染めとよばれるすばらしい景色を楽しむことができる。関東から西では、紅葉の見ごろを迎えるは10月下旬から11月にかけてです。 ◆秋の旅行で一番きになるのは、どんな服装・・・? 紅葉が見ごろになるということは、その10日ほど前には最低気温が8度以下に下がっていることを示し、朝晩の冷え込みがかなり強いことを意味している。紅葉狩りには・・・防寒具を準備。 ●気温が5度低い場所に行く際は、服を1枚余分に着るというのが目安。 ◆旅行する場合 北へ100キロメートル行くごとに1度下がると考えると良い。また、山沿いでは標高1000メートルにつき6度さがると考える。 |
2008年9月28日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
気象業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん
秋の花粉症・・・『杉にも注意して』 日本で始めてみつかった花粉症は・・・ブタクサ花粉症 1961年に学会報告。それ以降、現在までに50数種類以上の花粉症があきらかに。 秋には、ブタクサのほかヨモギ花粉症が見られる。地域によっても異なるのですが、9月から10月にかけて目や鼻のアレルギー症状がでたら、どちらかを疑ったほうがよい。 ヨモギは・・・ 春の草もちやおきゅうの材料になる植物で、昔から日本人には親しまれてきた。しかし、秋には背丈が1m近くまでのび、たくさんの小さな花から花粉を飛ばす。 ブタクサは・・・ 北米原産。前後日本に帰化した植物で、同じ種の仲間にオオブタクサがある。 ブタクサの仲間は飛行場周辺、手入れのされない空き地や斜面などに多い。 ヨモギやブタクサはスギに比べれば背丈が低いので、数10KMも花粉が飛散されることはない。したがって、鼻が咲かないうちに除草すれば花粉症は防げる。 ヨモギやブタクサ花粉の飛散が終わる10月後半から11月にかけて、新たに花粉症になる人もいる。この場合の原因はスギ花粉である。 スギは本来、春に花粉を飛ばすが、晩秋に少量の花粉を飛散する木である。 花粉を作る杉の雄花は7月頃には完成して休眠にはいる。ところが寝つきの悪い種類があるのか、毎年、他のスギのが休眠にはいる時期に花粉を飛ばすものがある。 秋に観測されるスギの花粉は、東京都心では1平方センチメートルあたり数十個以内。ほとんどの人はちょっと鼻が変だと感じる程度で終わるが、花粉に敏感な人ははっきりと症状にでてしまう。 秋のスギの花粉の数は、その年できたスギの雄花の量に比例するため、秋の花粉症患者の症状や花粉数から翌年春のスギ花粉が多いかどうか見通しを立てることができる。 秋のスギ花粉で症状が出てしまう人は極めて花粉に敏感なので、春の本格的なシーズンに備えて最も早くから対策を! |
ぜんそく、秋に多発・・・発作の誘因重なる 秋はぜんそくの季節。 発作は季節を問わず起きるが、特に9月後半から10月にかけて苦しむ人が非常に多い。 ぜんそくの患者は世界に3億人。 厚生労働省の調査では、日本の患者数はおよそ230万人で、毎年3000人以上がぜんそくで死亡。 ぜんそくはアレルギーや細菌の感染によって、気管支が慢性的な炎症を起こした状態です。花粉やハウスダストによるアレルギー、細菌やウイルス、たばこなどの刺激、アルコール、運動および過労、ストレス、気温の変化など様々が原因で起きる。 これが引き金となり、せきやぜんそくが突然、激しくなるのが発作である。 秋にぜんそくの発作が多発するのは、アレルギー性のぜんそくが多くなるため 今の季節、アレルギーの原因物質であるアレルゲンの多くはハウスダストに由来する。家のほこりやちりをイメージしがちだが、医学でいうハウスダストは目に見えない細かい粒子を指し、この中に多くのアレルゲンを含む。 夏の間に家庭で繁殖したダニは、毎年気温の低下する9月末から活動が鈍り、死亡したダニの死骸のかけらがハウスダストになる。これを吸い込むことによってぜんそくの発作が多発する。 気象も発作が大きく関係している。9月後半になると朝晩の気温が低くなる。短時間に気温が3度前後下がる場合にぜんそくが多発することはよく知られている。 さらに、「逆転層」が発生すると発作の頻度は2倍以上になる。 ◆逆転層とは・・・ 上空の気温より地上付近の気温が低くなることで、地上付近の大気汚染物質が上空に拡散しなくなる。つまり、この時期に気温の低下と大気汚染の悪化が同時に起きることである。 また、秋の天候の変化が速く、気温変動が大きくなる。特に雨の日は昼間の気温が朝より低くなる場合があり、体のリズムが崩れて発作につながることが多い。 |
2008年9月14日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
気象業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん
台風と持病の関係・・・症状悪化は限定的 日本の気象で最も激しい現象は台風。 9月は8月と並んで台風が多く、しかも大型のものが日本に接近、上陸しやすい。よく、低気圧が近づくと、ぜんそくの持病が悪化するという人がいる。台風が近づくた場合でもぜんそくが悪化すると言われてきたが・・・調べると意外な結果が・・・! 東京消防庁による救急搬送の10年分のデータは・・・ 台風が通過時にぜんそくが悪化している事実はなかった。通過から3−4日たってから悪化ししている例はあるが、台風の強さや通過した位置と症状との間に関係は認められなかった。 他の病気でも、関節痛やリウマチなどを除き、台風の通過によって明らかに悪化するという関係性は見えなかった。 なぜでしょうか・・・? 普通の低気圧の性質が、台風と違うからです。 日本付近を通過する低気圧は「温帯低気圧」と呼ばれ、北側に冷たい空気、南側に暖かい空気を伴う。性質の異なる2つの空気の境目は前線になっている。これが通過すると気温や湿度が大きく変化し、体調を崩す原因に。 1方、台風は暖かい空気だけでできた「熱帯低気圧」です。台風が近づくと気圧は急激に変化するものの、冷たい空気を伴なわないので、気温や湿度の変化は小さい。気圧が影響するリウマチや関節痛は台風の接近で悪化することがあるが、気温や湿度が影響する病気の症状はあまり変わらないことがわかった。 通過から何日かしてぜんそくが悪化することはあるが、台風そのものではなく別の要因で空気が入れ替わったことなどによるものだろう。 昔の台風情報は予測の精度が悪く、自分で住む地域への影響などがわかりにくかった。その不安感がストレスとなり、ぜんそく発作の原因にもなったようだ。 現在は、テレビやパソコンで台風の位置や、近くにくるかどうかが一目でわかるようになった。心理的なストレスが減り、持病の悪化が減少したかもしれない。 |
9月は秋?・・・感覚と実態のずれ 9月になると、秋になったと感じるひとが多いと思います。 今までの9月の気象は、台風と秋の長雨に代表され、彼岸のころには日中でも涼しくなるのが当たり前でした。 最近は、残暑とは名ばかりの厳しい暑さが続くことが多く、秋の長雨もはっきりしなくなってきています。やはり、あきらかに昔と気象が変化しています。 東京と大阪の最近10年間の9月の気象 最高気温が30度以上の真夏日は平均して東京で10日、大阪で18日もあった。また25度以上の夏日は東京で23日、大阪で28日も。 もはや秋とは呼べない気候になってきている。地球の温暖化と都市の拡大による大量の排熱が原因と見られ、今度はさらに高温傾向がひどくなると予想される。 2学期が始まる学校では様々な行事がおこなわれるが、毎年のように9月の体育祭の練習中に熱中症で倒れる生徒がでてくる。こうしたことを防ぐために関東以西では油断せず、夏と同様に暑さ対策が必要です。 朝晩のジョギングやウォーキングの際も気温を確認し高温の場合は控えてほうが良い。熱中症や水分不足による結石にも引き続き、注意する必要。 家の中では、秋になってもアレルギーの原因であるダニやカビが繁殖しやすい状態が続いていると考えてほしい。また、油断しがちなのが食物の管理です。体では真夏に比べて多少しのぎやすくなったと感じても、実際の気温はそれほど下がっていないので食品は依然として非常に腐敗しやすい。「まだ大丈夫だろう」と日持ちを過信するのは危険です。 日本人の四季の変化に対する感覚は、昔からほとんど変わっていない。今でも「暑さ寒さも彼岸まで」などといいます。しかし、最近の気象の温暖化の影響で急激に変化しているため、従来の季節感では異常気象が非常に多いと感じてします。昔の暦、格言はもはや通用せず、感覚と実態のずれを認識し、体調管理や食品衛生などの注意を怠らないようにしたい。 |
2008年8月17日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
9月に多い食中毒・・・「冷蔵と加熱 徹底を」 毎年2000件を超える食中毒が発生。これは、医療機関で受診しただけのもので、症状が軽い場合は届出が無いので実際にはさらに多いと推定される。 『食中毒が多いのは8月から9月』 主な原因は、魚介類に付着した腸炎ビブリオ菌による感染です。 日本の場合、1年のうちで気温が最も高くなるのは、8月上・中旬だが、海水の温度は少し遅れて8月下旬から9月上旬に高くなる。 腸炎ビブリオ菌は海中に生息し、水温が上がるこの時期に盛んに繁殖するのである。それが付着し魚介類を生で食べるので、食中毒が増える。 8月下旬から9月初めの時期は夏の疲れで体力が低下しており、うっかり食べ物を冷蔵庫に保管するのを忘れてしまうなど注意力も散漫になりがち。 腸炎ビブリオ菌は真水や熱に弱いので、刺身はよく水洗いするとよい。切り身は煮たり焼いたりしてしっかり熱を通すことが予防策になる。食べ残しは空気が触れないように冷蔵庫に保管し、食べるときに再加熱をする必要がある。 近年増加している「カンピロバクター」による食中毒 肉類や鶏卵を生で食べることによって起きる。サルモネラ菌による食中毒も多い。 カンピロバクターとサルモネラ菌で忘れてならない注意点は、これらの菌がペットの体内で増殖することです。ペットの排泄物などを通じて人間の体内にはいり、食中毒を起こすケースが増えている。 サルモネラ菌もカンピロバクターも熱には弱いため、十分な加熱によって防ぐことができる。 同時に、室内で飼育しているペットはキッチンに近づけず、排泄物をきちんと始末しておく必要がある。 食中毒を防ぐには・・・・この3つが基本 ・冷蔵庫や冷凍庫を使用し、菌を増やさない ・調理器具や手を清潔にして、菌に触れない ・加熱処理をして菌を殺す
また、手に傷があると傷口でブドウ球菌が増殖し、食中毒を起こすことがある。小さな傷でも必ず調理用の手袋を使用すべきである。 |
2008年8月17日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
気象業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん 秋までの光化学スモッグ 例年よりも注意を・・・! 昔の光化学スモッグは、真夏に起きるものでしたが、最近は気温上昇の影響で初夏から秋まで発生時期が広がっている。 ◆光化学スモッグ 自動車の排気ガスや工場の排煙に含まれる窒素酸化物や炭化水素が強い紫外線によって光化学反応を起こし、有害な光化学オキシダントを作ることによって発生します。 気温が高く日差しの強い日に多く、特に風の弱い火は有害物質が拡散しにくいため被害がでることがしばしばあります。 ●症状は・・・ 目がチカチカしたり、痛んだりするほか、のどの痛み、せき、皮膚が赤く炎症を起こすなどの症状。重症になると呼吸困難、嘔吐、めまいなどが起き、まれに意識障害に陥ることもあります。
日本の場合・・・ 大気汚染がひどかった1970年代が発生のピークで、その後減少していたが、最近再び増加している。 原因として、地球の温暖化や都市化による気温上昇と、中国から飛散してくる大気汚染物質の増加が考えれられている。特に都市部では高層ビルが増えて風が弱くなり、汚染物質が長時間滞留するようになったために被害が多くなっている。光化学スモッグで発生する有害物質はガス状の非常に細かな物質であり、体への侵入や付着を防ぐのは難しい。 ◆対応策は・・・ 各地自体では光化学オキシダント濃度が一定以上になりそうな場合は予報を出し、さらに観測値がそれを超えると注意報や警報で注意を呼びかけている。 ◆予報が出た場合は・・・ 外での行事を行うかどうか慎重に判断。 注意報、警報が出た場合には窓を閉め切って外出を控えるのが一番の対策で、洗濯物も取り込んだほうが良い。 ◆光化学スモッグによる症状を感じたら・・・ 洗顔やうがいをし、シャワーを浴びて皮膚に付いた汚染物質を洗い流す。その後しばらくは、空気のきれいな室内で安静にして過ごすとよい。 重症の場合には直ちに医療機関で診てもらう必要がある。
今年は“9月まで暑さがつづく見込みで、例年よりも注意する必要” |
2008年8月17日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
気象業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん 【水をおいしく飲む】 ミネラル・炭酸 秘訣 人間の体重の60-70%を占める水分 水が不足すると、生命活動の維持に必要な細胞の様々な機能がうまく働かなくなってしまう。 特に、朝一番に飲む水は体の機能を目覚めさせ、体調を整えてくれる。 ◆1日に必要な水分摂取量(汗・尿など排出される量から逆算すると) およそ「2、3リットル」 これは年間の平均で、大量の汗をかく夏場はさらに多くの水が必要になる。 ◆おいしい水の条件 ・温度が10−15度 ・不純物がすくないこと ・カルシウムなどの微量のミネラルを含むこと ・少量の炭酸ガスや酸素が溶け込んでいること 日本各地にはこうした条件を満たし、名水といわれる湧き水が多くある。山で飲む冷えた湧き水は市販のミネラルウオーターよりもおいしく感じるものが多い。 ●水道水は、まずいと感じる・・・? 消毒のための塩素のにおいがするためだ。 最近の水道水はオゾンを使った高度処理が行われているためカルキ臭は減り、トリハロメタンなどの有害物質もほとんどなくなってきている。 【水道水をさらにおいしくするためには・・・】 ●朝一番に飲むための水は、「前の晩にくんでおくこと」 朝まで長時間水道管に滞留している水には、汚れなどが溶け出して味を損ねている可能性があるからだ。少し飲んでみて臭気がある場合には、5分程度沸騰させてから冷やす。 ●もう一工夫 適量のミネラルと炭酸ガスを補うことです。 冷やす前に、自然塩を水1リットルにたいして、耳かき一杯ほど溶かすだけでナトリウムやマグネシウムなどのミネラル分を補給できる。さらに、市販の炭酸水を少量混ぜると、さわやかな感じに。水道水が簡単なミネラルウオーターに変身! |
2008年8月10日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
気象業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん 【涼を呼ぶ知恵】 窓の外にすだれ 立秋を過ぎ、暦の上では秋。 昔は朝晩の涼しい風が感じられるころとされていたが、現在では立秋以降のほうが暑さが厳しい。 ●東京のその年の最高気温が記録された日の過去30年の記録 ・立秋前が12回 ・立秋以降が18回 暦とは裏腹にこれからが暑さの本番で、体調管理に注意が必要。
●徒然草に「家のつくりは夏を旨とするべし」とあるように、 昔の日本家屋は夏の暑さをいかにしのぐか、という面から考えられてきた。 屋根のひさしを長くして直射日光を防ぐ 窓を大きくして風の通りを良くするのが基本でした ●現在の家屋 日当たりを良くすることを重視する設計になっており、夏の暑い日差しに照らされれば暑くなるのは当たり前。しかし、暑いからといってエアコンの効いた室内で長時間過ごすのはあまり健康的とはいえないし、温暖化対策の面からも感心できないといえる。 『現在の家屋でも昔の知恵で涼しくすごす・・・!』 ◆基本は、直射日光を防ぐ 窓からの光りを遮るために遮光カーテンを使うのが最も簡単な方法だが、風も遮ってしまう。 そこで登場するのが『すだれ』あるいは『よしず』 窓の外にすだれを下ろすことによって光りを遮りつつ、風を通すことができる。 マンションの場合は、窓の他にベランダのフェナスにもすだれをつけるとさらに効果が上がる。 ベランダからの反射熱を防ぐ意味で、すのこを敷くのもよい。 ◆来年のために ゴーヤ、ヘチマなどを育て、窓の外側に緑のカーテンを作るのが最も効果的。 緑のカーテンは日差しを防ぎ、風通しが良いほか葉から水分が蒸発する際に気化熱で温度そのものが下げられる。 ◆打ち水は時間を選んで 日中に打ち水をしても効果は十分程度しか持続せず、その後はかえって蒸し暑くなる。 最も効果的なのは気温が下がり始める夕方で、ついで気温が上がる前の朝のうちです。 |
2008年8月03日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
【朝夕の涼しさは・・・】 30℃超えることも 東京の年平均気温は過去百年の間に約3度上昇した。 地球の温暖化と都市化の影響・・・都市は発展と共に車やオフィスが増え、熱がたまりやすくなる。一方で緑地が減少し、植物の葉から水が蒸散する際に周囲の熱を奪う気化熱の効果が小さくなる。コンクリートの建物や道路は昼間太陽の熱を吸収し、夜間に放出するために夜も気温がさがりにくくなる。 ◆アメダスのデータから 過去30年間に都心の真夏日はおよそ3週間増え、最低気温が25℃以上の熱帯夜は半月以上増加。それ以上に増えているのが1日のうちで30℃を越える時間で、現在の平均は年間におよそ400時間と、30年前に比べてほぼ倍増しています。 これは、30℃を超える時間帯が昼間だけでなく、朝夕にも拡大していることを意味します。 【朝のウオーキング・ジョギングも注意】 現在の朝夕の気温は、昔の日中並。「朝夕の涼しさ」という表現はもはや死語といっても過言では無い状況。 朝礼で子供が気分が悪くなったり、倒れたりするケースも、この気温からだと思われる。 2007年8月は、記録的な猛暑。 最も暑くなった8月16日の最低気温が29.4度で朝5時には30℃を超えていた。8時には32度を超え、熱中症の危険性が高くなっていたのです。 夏の間は朝夕であっても運動する前には気温を確認してから。 朝から30度を超えているような日は無理をしないで運動を中止する、あるいは普段より軽めにし十分な水分補給をするような対策が必要です。
学校での熱中症は夏休み明けに非常に多い。 9月になっても真夏並の暑さが当たり前の時代。炎天下の校庭では気象台で観測している気温より5度前後高いのが普通で、午前中の早い時間帯であっても体育や朝礼を取りやめるくらいの決断が必要です。 |
2008年7月27日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
夏に多い結石・痛風 【十分な水分補給を】 気象の変化が影響する病気・・・気象病 その中で特定の季節に集中して発生するものを・・・季節病 ●春の花粉症 ●夏の熱中症 ●秋のぜんそく ●冬のインフルエンザ 循環器系の病気などです。 近年増加しているのが『夏の泌尿器結石と痛風』 夏に多い原因として考えられる第1は水分不足 ◆結石 腎臓で尿が作られる際、カルシウムや尿酸などの成分が多いと結晶化して石のような状態になるもの。 尿管を通過する際に激しい痛みを伴うのが特徴。結石ができるのは、ほとんどの場合水分不足。 大量に汗をかく夏場は体内の水分不足で尿の濃度が高まり、結石ができやすくなる。 ◆痛風 尿酸が結晶化して足の親指や間接に炎症を起こすもの。 原因は、結石とほぼ同じ 【予防策1】 水分を多めに摂取し、尿を濃くしないことに尽きる 十分な水分補給をしていれば尿が薄められて結石ができにくいし、結石ができてもごく小さいうちに尿と一緒に排出されて、痛みもほとんどない。 ほとんどの人が夏場に人の汗の量と見合う水分補給をしていない。特にスポーツをするときは注意が必要。 激しい運動は尿酸を増加させるうえに、疲労とともに血中に増加する乳酸が尿酸の排泄を遅らせるからです。 【予防策2】 飲食に注意する ビールは利尿作用が強いため、飲んだビールの量より排泄される水分の量が多く、実は水分補給にはなっていない。飲酒をするとアルコールが分解される際に体内で尿酸が作られるが、特にビールは飲む量が多くなるため注意が必要。 酒のさかなのうち、珍味類にも尿酸のもとになるプリン体が多く含まれている。 ▲過去に結石ができた人はカルシウムの多い乳製品や、体内に尿酸が増加しやすい肉類の摂取を控えめにすることも大事。 ◆コーヒー・紅茶・緑茶も利尿作用があるので、夏場はこれらを控えめにし、水分補給は水・麦茶・スポーツドリンクなどで行うのが効果的 気象庁業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん |
2008年7月20日 SUNDAY NIKKEI健康気象学入門より
昨年の8月、都内のコンビニでおでんの売上を記録 購入者・・・20−30代のOL オフィスの冷房で体が冷えたため、温かいおでんに人気 ●環境省は冷房温度を28度にするようにすすめているが、実際は25度以下に設定されている職場が多い。
体の冷えはまず手足の先から始まり、やがて下半身全体から上半身に広がってくる。 長時間冷たい空気の中にいると、皮膚の表面で冷やされた血液が体の内部を循環するために腸が冷え、胃腸障害を起こしたり、自律神経のバランスが崩れたりすることがある。 これが『冷房病』 冷えは、肩こり、腰痛、頭痛、便秘や下痢などの症状を引き起こし、他にも不眠やイライラ感、女性では生理痛の悪化や生理不順の原因になる。
冷房病には太っている人より、男性よりも女性がなりやすい。 一般に女性は男性に比べ体が細くて冷えやすいとされる。薄い衣服が多く、特にスカートは足元から冷えやすい。ガードルなどで体を締め付けて、血行不良にもなりやすい。しかし、男性でも平熱の低い人、体温調節機能が弱い人は注意が必要である。
【冷房病の予防・・・】 まず、服装から。 冷たい空気は足元にたまりやすいので、短いスカートは避けること。 極論からすれば、スラックスに厚手のソックス。身体を締め付ける下着はやめ、薄手の腹巻をすればよい。デスクワークの場合でも、意識的に手足を動かして血行を良くするようにしたい。 食事は体を冷やす果物や生野菜を減らし、温める効果がある根菜類、イモ類、ショウガやネギを多めにとるとよい。
職場では冷房温度をやや高めに設定し、冷気が溜まらないように扇風機を併用して室内の温度を一定にするなどの工夫をおすすめします。 気象庁業務支援センター専任主任技師 村山 貢司さん |
●乳房の痛み (左右両方にある場合が多い) |
●乳房のしこり (あおむけに寝て肩の下に座布団を敷き、腕をあげて乳房の内側を、腕を下げて外側を調べる。わきも忘れずに) |
●乳房からの分泌物 (乳頭を軽くつまんで、血のような液がでないか調べる) |
20〜50歳代の女性で乳房に痛みやしこりがあったり、乳頭からの分泌物があったりした場合、乳腺症の疑いがある。 「乳腺外来に訪れる人の中で一番多い症状」 (埼玉医科大学の乳腺腫瘍科の佐伯敏昭教授) 女性ホルモンなどのバランスが崩れることが原因 乳腺組織が変化して痛みを感じるようになる。 治療は痛みの度合いで違ってくる。たまにちくちくと痛んだり違和感を覚えたりする程度の軽い痛みではそのまま経過観察となる。なかなか痛みが消えず、寝る前にも困るという人は鎮痛剤を服用する。 コーヒーなどカフェインを多く含む飲み物はできるだけ避けたほうが良い。加齢とともに症状は軽減され、自然治癒することがほとんど。 乳腺症は良性疾患で乳がんとは関係ないが、乳腺症があると画像診断で乳がんが見つけにくいこともある。 佐伯教授は・・・ 「痛みがあるから、がんではないと過信しないこと。特に、30代後半になったら、定期的に乳がん検診を受けてほしい」と呼びかけている。 |
2008年7月6日 SUNDAY NIKKEIより
【健康・気象学入門】
急増する熱中症
水分・塩分不足でも
急増している熱中症・・・昔は暑気あたり、あるいは日射病といわれた 人間の体温は常に37度前後に保たれるように、体の機能が働いている。 暑い時には皮膚の表面に血液を集め、外気への伝導や放射で熱を逃がそうとする、また、汗をかいて蒸発する時の気化熱で体を冷やし、体温を保つ。 しかし、気温が非常に高い日や湿度が高くて汗が蒸発しにくい場合は、体から放熱が追いつかず体温が上がる。 やがて体温調節機能が破錠して、様々な機能障害が起きてしまう。これが熱中症である。 ・激しい運動をしている場合には気温があまり高くなくても熱中症になることがある。 熱中症は水分と塩分(ナトリウム)の不足によっても起きる。 体内の汗をかいた時、汗とともに体内のナトリウム濃度が下がると脳は水分を減らし濃度を上げようとして、さらに汗をかくように指令を出す。このため、十分な水分と同時に適度な塩分を補給しないと脱水症状を起こしてしまう。 ◆熱中症の初期症状 めまいやたちくらみ、筋肉のけいれんや硬直である。 ←対処法・・・直ちに涼しい日陰で衣服をゆるめ、水分補給する。さらに、冷たいタオルで体をふく、あるいは体に水をかけてうちわで風を送り体温を下げると良い。 熱中症が進行すると頭痛や吐き気、虚脱感などの症状が見られる。 重度になると意識障害、全身けいれん、手足の運動障害、40度を越える高体温などの症状が現れ、生命の危険もある。 熱中症は暑い時期に集中して発生するが、梅雨の中休みや梅雨明け直後などの暑さになれていない時期が特に危険である。暑いときには体調不良を感じたら、熱中症を疑ってほしい。 気象業務支援センター専任主任技師 村山貢司さん |
ランニング・フォーム |
★腕の振り 肩甲骨を意識して、ひじを後ろに引くことを心がける ★姿勢 背筋を伸ばして、10〜20メートル先を見る。足元を見ているとのどが圧迫され、呼吸が苦しくなる ★着地 かかとから着地して、足裏全体で衝撃を分散させる |
走る際の装い |
★シューズ 軽さを重視しないで、靴底(ソール)が厚めのしっかりした専用のものを選ぶ ★帽子と手袋 末端からの放熱を防ぐことで、体感温度が上がる。帽子は防犯の役目も果たす |
走る前の準備 |
★水分をとる 目立った汗をかかないので、水分補給を忘れがち。 注意して摂取を心がけよう ★朝は何か食べてから 起き抜けのランニングは、非常に危険。 バナナやはちみつで血糖値を高めてから走りはじめる |
体が芯から温まる入浴法 | ||
基本の入浴法 | ◆ぬるめの温度38度〜40度 ◆15−20分ゆっくりつかる | |
半身浴 | ◆40度で20分 ◆疲れているときや高齢者に | |
【半身浴こうすれば快適に・・・】 冬は上半身が 冷えやすいので湯船のふたを半分かけるとよい 【温まり効果の目安】 上半身に、汗がしっとりにじむ程度がベスト | ||
手浴 | ◆42度から ◆仕事のリラックスや肩こりの予防に | |
気持ちいいと感じるちょっと高めの温度で肩のストレッチを併用して | ||
足浴 | ◆40〜42度で20分 ◆疲れがひどいときや風呂にはいれないとき |
◆ラベルに記載された精米日に注意して2,3日せいぜい1週間以内のものを選ぶ
◆新米は出荷(刈り取り)後、1−2ヶ月たったものが、水分量など落ち着いておいしい。
表示はされていないので店員に尋ねましょう
◆お米は日々劣化するの。購入する量は、半月ぐらいで消費できる程度にとどめる
『お米は「とぐ」でなく、やさしく洗う』
◆水道水でも浄水器を通せば十分。ミネラルウオーターはアルカリ性度や硬度が高いと、
ふっくら炊けないので要注意
◆最初は大目の水の量で軽く洗い、その水はすぐ捨てる
◆「とぐ」ではなく、やさしく「すすぐ」イメージで3−5回洗う
『新米の水調整は慎重に・・・』
◆新米は含まれる水分が多いので、浸水時間は普段より長め、水加減はやや少なめに
『食べる前に一手間』
◆炊きあがったて10分程たってから、しゃもじで混ぜる。まずは全体に十字を入れ、底から
ひっくり返すように全体を混ぜてほぐす
◆ご飯が熱いままだとお米自体の味がわかりづらい。食べる5分前ぐらいに茶わんに盛るといい
『保存も重要・・・』
◆お米はペットボトルに入れて、冷蔵庫の野菜室などに置く
定番、人気、注目品種の特徴
● こしひかり
粘り、甘み、つやなどのバランスがよく、もっとも良く売られている。長野、富山、佐賀産が固めな のに対して、新潟、山形、福島産はやわらかめ。
● はえぬき
主に山形で作られており、中粒で、張りのあるツブツブした歯ごたえが特徴。弾力感があり強い 割には味は淡白な方。弁当やおにぎりに向く
● きらら397
北海道で作られる比較的新しい品種。中粒で味はやや淡白。あっさりめのご飯を好む人向き。 丼もの、チャーハン、カレーライスなどに向く
● ひとめぼれ
こしひかりに次ぐ作付け面積で人気がある。中粒だが炊くと膨張して大粒の食感となる。
適度に粘りがあり、口当たりがやさしい。
旧暦の9月9日は、陽の数である9が重なることから「重陽の節句」とされてきました。『菊の節句』とも言い、宮中では奈良時代から華やか観菊の宴が催されたそうです。菊は中国では延命長寿の花として重んじられ、重要な薬の1つであったそうです。 菊が庶民の間で、爆発的な人気を得るようになったのは、江戸時代になってから。これは鑑賞用としてです。 ★菊は頭痛を治す特効薬 花から得られる精油は「菊油」として重用され、島津家秘伝の霊薬「薩摩の菊油」が有名。これを数滴、水に垂らしたものを服用し、頭痛、霍乱(暑さに負けて下痢、嘔吐を繰り返す症状)に用いた。その水を額などに塗布して頭痛を治すこともあったそうです。菊油は、今でも生薬を扱っている店なら手に入るはずです。 ◆頭痛の人が試してみたい「菊枕」◆ 摘んだ菊の花を陰干しにして、枕に詰めたもの。 菊の香りがほのかににおい、頭痛や眼精疲労に効果が高い。菊花の主成分はボルネオールなどの精油で、この香りが頭をスッキリさせ、気分をさわやかにする。 菊枕を作る代わりに、枕にタオルを巻き、その下に陰干しした菊の花を数個入れるだけでもいいそうです。 ちょっと、試して見たいですね。
|
日経新聞 NIKKEIプラス1 Seasonal Basicsより
●○ 正しいお風呂の入り方 ●○ | |
■かぜのとき入る?入らない? | |
冷えからかぜをひくことがあったので、以前は風呂で暖まるとよいとされ ていた。近年はウイルスによるかぜが増えた。 入浴するとウイルスが活性化するので、熱が高い間は入らない。 鼻ズマリや喉の痛みだけなら短時間の入浴はおすすめ。但し、湯冷めに 注意 | |
■高齢者に、向くのは | |
風呂での事故が多い理由は大きな温度差が心臓に負担をかけるため。 シャワーで給湯したり風呂のふたを開けたりして湯気で浴室の 温度を高めるといい。家族の後の二番・三番風呂に入ってもらえば、 浴室は暖かくなる | |
■シャワーだけでは不足 | |
シャワーを浴びるだけでは皮膚表面の汗を洗い流すことしかできない。 欧米人はシャワーの前にスポーツクラブで汗をかいたり、体に長時間泡 をつけたりすることで汗腺の汚れも落としている。 | |
■浴槽の深さと半身浴 | |
半身浴の目的はお腹や下半身の血管が水圧で圧迫されるのを防ぐこと。 「胸までしかつからない」「肩までは入らない」ことではない。浅めの浴槽 なら肩まで入っても問題は少ない。深めの浴槽の場合は半身浴用の椅子 を使う。 | |
■体重を減らしたい | |
熱い湯につかって汗をかいても継続的に体重は減らせない。適度に体を 温めて就寝すれば、基礎代謝が上がりダイエットにつながる。食事前の入 浴は胃液の分泌を抑え、食べすぎを防げる | |
■二日酔いにはぬるめがいい | |
深酒をした当日はシャワー程度にとどめる。 翌朝、水分を十分にとり、ぬるめの風呂に30分前後はいるのが有効。 二日酔いの原因である代謝物質は汗よりも尿から多く排出されるので、体 を活性化して排尿を促すといい。 | |
■目覚めたいとき | |
熱い湯がおすすめなのは目を覚ましたいとき。夜遅く勉強や仕事をするとき、 朝すっきりしたいときは普段の入浴温度より3−5度高いシャワーを3−5分 浴びる |
★風呂からあがるとき★最後の人が残り湯を捨てるとき水面付近をタオルで軽くこすっておいたり
、カビのもとになるせっけんやシャンプーの残りかすをシャワーで洗い流し
たりするだけで、のちの清掃が楽になる。
おけは壁に立てかけておけば水がよくきれる★日本人が熱い風呂を好む理由★銭湯帰りに冷えるを防ぐため。内風呂が少なかったころの名残。ぬるめで
物足りない人は出る少し前の追いだきがおすすめ
専門家によると、 風呂に入ると、単純に肌がきれいになるだけではない。 「体内の老廃物や疲労物質を早く対外に排出できるし、筋肉のこりや痛みも取り除ける」 ・・・内幸町診療所 植田理彦さんのお話 特に体にやさしい入浴方法として、流行している半身浴。ただ、植田さんは「どんな場合でも胸までしかつからないことを推奨しているわけではない」と植田さん。確かに、昔ながらの狭くて深い日本式の浴槽の場合、体、特に下腹部に高い水圧がかかる。その結果、血管が圧迫されて心臓に負担がかかる。「これを防ぐのが半身浴の本来の目的」 【ぬるめが原則】 風呂の温度は、基本的に38-40度程度のぬるめがいい。ただ、深夜の勉強や仕事をしたいときや、気分よく目覚めたい朝には、42度以上の熱めにする。ぬるいと体を休めようとする副交感神経が働くのに対し、熱めだと体を活動的にする交感神経が優位になるからだ。ダイエット目的でサウナや熱風呂にはいる人も多いが植田さんは「効果が薄い」とはっきり。 流した汗だけ体重は一時的に減るが、その分の補給が後から必要になるからだ。 むしろ、ぬるめの風呂に長く入り、基礎代謝を(じっとしているときのエネルギー消費)をあげるほうが減量効果は大きいという。体を芯から温めれば保湿効果も高まり臓器が活発化して基礎代謝が上がる。この状態をたもったまま就寝すれば、基礎代謝が上がった状態が持続するという。 食事前の入浴は食べすぎを防ぐ効果もあるという。皮膚に血液が集まって胃腸の血液が減り、胃液の分泌が減るためだ。 二日酔いのときも、ぬるめの入浴なら効果がある。アルコールを大量に摂取した当時は、せいぜい軽くシャワーの浴びる程度にとどめる。翌朝、コップ1杯以上の水を飲んでからぬるめのお風呂に30分程度つかると「腎臓の働きが活発になり、尿から代謝物質が排出され、すっきりとする」(植田さん) 汗から排出される代謝物質の量は少ないので、熱い風呂に短く入っても効果は薄そうだ。< 【温度差に注意】 風呂でツボ刺激も二日酔いにきくようだ。日本経絡指圧会の佐藤一美会長によると、親指と人差し指の付け根に手の指をあて、足首に向かい滑らせ、とまったところに肝臓まどのトラブルに効果のあるツボ、「太衝(たいしょう)」がある。「ここを42度程度のシャワーで3分ほど刺激すると良い」 【風呂場の事故】 風呂場の事故で死亡する人数は東京救急協会の調べで14000人程度(2000年)。これは06年の交通事故死者数の2倍以上。60歳以上が全体の90%以上を占め、時期は11月ー3月に集中している。原因のほとんどが、心不全やそれに伴う水死などと見られる。 ○原因の1つは、「温度差」 お年寄りに急激な温度差は危険。浴室は家の中でもっとも温度の低い場所の1つ。 高齢者のいる家庭では ① シャワーから給湯して浴室の温度をあげる ② あえて二番・三番風呂に入ってもらう ③ 浴室暖房を設置する などの工夫が必要。 【お風呂掃除】 やっかいな家事の一つだが、ちょっとした気遣いで軽減できる。最後に入った人が残り湯を捨てるときに、タオルなどで水面付近の高さを軽く擦っておくだけで浴槽にこびりつくあかを減らせる。「体の汚れが溶け出した残り湯でも浴槽を洗うには十分」と杉山さん。 |
日経新聞 NIKKEIプラス1 くらし知っ得 リアルシンプルジャパン編集部掲載記事より
【手首まで確実に手洗い・・・】 風邪の予防のため帰宅後のうがい・手洗いなどを心がける人も少なくない。予防効果を高めるうがいの方法など、手軽にできる風邪予防策を・・・ということで記事が出ています。 ●手洗い |
NIKKEIプラス1 HEALTH AND BEAUTY 12/16号掲載記事より
【ウォームビズ対策】
女性機能を守るウォームビズのすごし方特に体を温めたい時期 環境省が呼びかけるウォームビズ 室内温度は20℃に設定して二酸化炭素の排出量を減らそうという運動。 男性に目立たなない冷えが女性に多いのは、筋肉量が少なく熱産生が思うようにいかないことが理由の1つ。 体が冷えると、月経期間が延びたり月経痛や腰痛を強く感じるなどの症状が出やすい。 愛育病院産婦人科部長・安達知子医師のお話 ホルモンや神経が各臓器でうまく機能する体温は36.5〜37度くらい。寒くなると皮膚のセンサーがこの情報を間脳の体温中枢に伝え、自律神経が体内でつくられる熱の量などを血管の収縮を介して調節する。女性ホルモン分泌の中枢も間脳にあり、自律神経の働きと深いかかわりがある。 「通常女性は月経の4日くらい前から急激に女性ホルモンが下がり、これに反応して月経がおきる。この時期、自律神経のバランスを崩しやすくなり、血管が収縮して循環が悪くなるので冷えが強くなる」 冷えが問題なのは排卵障害などの月経異常だけでなく、そこからくる様々な婦人科の病気、不眠や集中力の低下などを引き起こす可能性があるからです。 【着ぶくれ防ぐ下着も・・・】 こうした事態に陥るのを避けるには、やはり服装調節により自衛が必要。重要なのは腹だけでなく背中を温めること 京都大大学院人間・環境学研究応用生理学教室の森谷敏夫教授のお話『効率の良い保温のためには、背中を保温するといい。背中には脂肪を燃焼しながら体温調節をしている褐色脂肪細胞が多く分布するから』 手足や腹が冷えるとそこだけを温める人がいるが、動脈が体表に近い首筋やひじ裏、股の付け根を温めることでも、体全体の血流がよくなっていくことが分かっている。 文化大学服装社会学科熊谷伸子助教授ゼミの岡田昌子さん・片柳芙奈美さん 「冷えとファッションの関わり」の研究で体のどこを温めれば全体が温まってくるかを145人に調査。 首(55%)・足先(29%)・腹(19%)・足(10%)などの回答が並ぶ中で背中は見当たらず、背中を温める効果について知られていないことが判明した。 この調査では冷えで女性機能に悪影響が出ると考えている人が69.6%に達するにもかかわらず、30%以上の人が肌着の着用をためらっていることがわかった。 その理由として一番多かったのが『ファッションが乱れる』。 寒くてもファッション度を優先の女性が多いことがわかる。こうした女性心理に応えるためにミズノはウォームビズ向けの女性インナー下着を開発。 吸湿発熱素材(人体から放出される水分によって発熱する)を用いた商品で、体の線を崩さない。各下着メーカーも繊維が発熱し空気を逃がさない祖素材やトンネル組織の繊維で空気を逃がさない素材を活用するなど、薄くても温かい機能下着の研究を繰り広げている。 ワコール人間科学研究所では 体の熱が背中から逃げやすいことを研究で明らかにし、背中を保温することで薄着のできる商品を展開している。 安達医師は 「最近のオフィスは暖房が効きすぎているので外へ出たときの寒暖の差が体を疲労させ、女性機能の不調につながることもある。ウォームビズには自分の体で温度調節取ることになるので良い点もある」 |
お電話でのご予約
<受付時間>
火曜日から土曜日 10:00~20:00
日曜日・祝祭日 10:00~18:00
※月曜日は除く
〒730-0013
広島市中区八丁堀6ー11 グレイスビル702
火曜日から土曜日 10:00~20:00
日曜日・祝祭日 10:00~18:00
月曜日・毎月第2日曜日
GW・夏休み・年末年始
サロンを開店するのに、商材で困っておりませんか?
化粧品・健康食品・美容機器などご紹介できます。
当社の取扱商品を、販売・ご使用してみませんか・・・?お気軽にお問い合わせください
メールでのお問い合わせ
サロン専売化粧品から健康食品・美容用品・美容機器など多数ございますので、詳しくはお問い合わせください。
☎082-555-1801
担当:石川