あなたは「痩せすぎ?」「太りすぎ?」「標準?」

肥満度測定法

★ 肥満の定義・・・体重ではなく体脂肪が問題
    
肥満とは体脂肪が多くなりすぎた状態をいいます

体脂肪(特に内臓脂肪)が多くなりすぎると、糖尿病、高血圧・動脈硬化・心筋梗塞、脳卒中、性ホルモン異常、等の病気にかかりやすいので、体脂肪が多い状態(=肥満)が問題となるのです

★肥満の測定法

日本肥満学会では、肥満を測定する尺度として、BMI(ボディ・マス・インデクス)という指標を用いています。

BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}

BMIの標準値は、男女とも、BMI=22とされています。(正確には男性22.2、女性は21.9です)これは、厚生労働省の調査で、統計上、最も病気にかかりにくい数値とされています。

BMIが22(標準)から±10%までを「普通」とし、+10%超を「肥満」として判定します

ですから、BMI=22として、これに身長の2乗を掛けると、もっとも病気にかかりにくい「標準体重」が求められます。

標準体重=身長(m)×身長(m)X22

肥満判定に関する日本肥満学会の基準は・・・下記の通りです

BMI 肥満度 判   定
17.6未満 -20%未満 痩せすぎ
17.6〜19.8 -20%〜-10% 痩せ
19.8〜24.2 -10%〜+10% 普通
24.2〜26.4 +10%〜+20% やや肥満
26.4〜28.6 +20%〜+30% 肥満
28.6以上 +30%以上 重度の肥満

尚、BMIが17を下回ると、女性ホルモンの分泌が激減するため、将来的に骨粗鬆症につながるおそれがあるといわれます。

★ 体脂肪の判定は・・・

区分 男性 女性
標準値 15〜20% 20〜25%
軽度肥満 20%超 25%超
中等度肥満 25%超 30%超
重度肥満 30%超 35%超
『太る仕組み』
肥満は、摂取エネルギーが消費エネルギーより大きいときに、余ったエネルギーが脂肪として身体に蓄えられて起こります。別な言い方をすると、消費エネルギーが摂取エネルギーより少ない場合に起こる。
この収支エネルギーのアンバランスが起こるパターンは・・・
@ 過食
食べすぎです。特に「甘いもの」と「油っこいもの」は控えたほうがよいでしょう。
炭水化物と脂肪はとかく悪者扱いされていますが、両者とも適量は必要です。極端の抑制は健康上好ましくないのです。
A 摂食パタンの異常
「朝食抜き」・「まとめ食い」・「夜たくさん食べる」など、食事のとり方に問題。

●朝食ぬき
 食事の回数が減ると、餓えに対する自衛作用が働いて体脂肪が含成されやすくなります。
 3食規則正しく食べるほうが太らないのです。

●夜たくさん食べる
 昼間食べた分は消費に回されますが、夜食べた分は基本的に身体に蓄積されてしまいます。
 朝・昼をおおめにして、夕食は軽くしたほうがよいでしょう。
B 運動不足
運動量が少ないと、エネルギー消費が減るだけでなく、エネルギーを体内に蓄えやすい状態になります。
C 熱産生不足
  蓄えた脂肪を燃やす仕組みのどこかに問題があって、熱産生がうまくおこなわれない状態。
  体脂肪がエネルギー源として使われにくくなります。

肥満は、こうした要因で様々に組み合わさっておこりますが、なかでも
「食事の問題」と「運動不足」が重要な要因です。