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日本経済新聞2008.08-02掲載
 
 
テーブルの栄養学
盛夏のカロリー対策は

 夏やせと夏太りが共存する盛夏。

秋まで引きずらないように対策が必要です。

◆夏やせのいちばんの原因は・・・?

【食欲不振】

食欲を出す工夫が必要

・食膳にゆっくり時間をかけて梅酒や白ワインなどを軽く一杯飲むのが効果的

・お酒をたしなむ習慣の無い人は・・・

 実のないみそ汁や吸い物はどうでしょう

『昆布、シイタケ、煮干なぢを用い、普段より少し濃い目ののだし汁と味付けがポイント』

あれば、刻んだ香味野菜や粉山椒を添えるとよい。

・みそ汁なら、ゆるめに溶いたカラシを1垂らしするとシャキとした味が楽しめる。

分量はどれも小ぶりの椀で100ミリリットルほどです。

 ただし、かぶ飲みするとおなかが一杯になり逆効果。じんわりと食欲がでるのを待つことです。

立ちのぼる香りを楽しみ、ゆっくりとひと口ずつ味わい、のどに伝わるほのかな苦み、えぐみ追って、胃に落ちてゆくだし汁のうまみを感じてほしい。

◆夏太りの対策は・・・!

秋の健康診断で再び呼び出しをうけないよう、ビールはほどほどに。

1缶350mlで約150㌔カロリーある。

 

対策の1つとして、カロリーガイド本を買って、焼き肉、うなぎ、てんぷら、ラーメンなどのエネルギーを見いだし、1時間の散歩で消費するエネルギーを確認してみましょう。

ちなみに

・ねぎチャーシュー麺・・・581kcl ・五目そば・・・641kcal だそうです。

日本経済新聞2008.07.19掲載
テーブルの栄養学
コレステロールの摂取源は

検診時などに測る生体のコレステロールと、動物性食品や加工品に含まれるコレステロールを同一のものとする考え方が、肉類など食品を排除する方向に働いている。

食品に含まれるコレステロールの体への吸収割合は2−3割というのが大方の見方。

日本人の毎日のコレステロール摂取量

食品によるコレステロールの1日の摂取量は、2008年発行の国民健康・栄養調査報告によると318.4mg。

順位の高い順。

卵が45.3%、魚介類(加工品含む)24.8%、豚肉6.0%、鶏肉5.1%となる。牛乳は3.5%、牛肉2.8%、ケーキ類2.6%、ハム・ソーセージ1.9%です。 

日本経済新聞2008.07.12掲載
 
 
テーブルの栄養学
意外や高いイワシの熱量

※肉類の摂取で危惧される点

必要以上のたんぱく質とそれに含まれる脂質、中でもコレステロールと飽和脂肪酸の過剰が強く懸念されている。

魚を含む動物性たんぱく質の過剰は、高尿酸血症や痛風など代謝異常のときに注意するように指摘されることがある。

内臓類焼き鳥などの制限がそれである。

しかし個人差は別として、先進工業国におけるたんぱく質の摂取状況

この50年間、全摂取エネルギーに占める割合として15%前後で、ほとんど動いていない。一方で脂質の摂取は増え続け、糖質(炭水化物)は減る傾向が強く出ている。

 

◆健康志向の人に人気のイワシと豚肉のコレステロール量の比較

・脂身付き豚もも肉のエネルギーは、183㌔カロリー、コレステロールは67mg

・イワシは、エネルギーが217㌔カロリーで、コレステロールは65mg

イワシは脂が多い分エネルギーも高い 

日本経済新聞2008.07.05掲載
 
 
テーブルの栄養学
さくらんぼでカリウム

 食卓プロデューサー 荒牧 麻子

国内産と海外産で違う味わい

◆国内産には・・・

わずかですが、体内に入ってからビタミンAに変わるβカロテンが多く含まれている。

ただ、βカロテンは吸収率が低く、どちらも栄養的には海外産国内産とも優劣が付けがたく、嗜好の問題。

◆カリウム

水分のコントロールや神経系への信号の伝達、筋肉の収縮に関与するミネラルの代表で、体内のナトリウムと対抗して血圧を下げる作用はよく知られている。

新鮮な果実摂取の習慣は、利尿効果と高血圧の予防治療には欠かせない療生法でもある。

 

旬を迎える果実のカリウム量

(いずれも食べられる部分100gあたりの量)

・さくらんぼ・・・210mg   ・ビワ・・・160mg

・スイカ・・・・・・120mg   ・モモ・・・180mg

・キウイ・・・・・・290mg   ・グレープフルーツ・・・140mg

 

日常的なカリウム目安量は

男性・・・2000mg     女性・・・1600mg

日本経済新聞2008.06.28掲載
 
 
テーブルの栄養学
『人の視線でメタボ対策』

 食卓プロデューサー 荒牧 麻子

メタボは代謝症候群と訳す。

第1関門は・・・ウエスト周径。

第2関門は・・・血圧と血液中の脂質・糖質が適正範囲を超えるかどうか

●第1関門にひっかかり、さらに第2関門の異常値が2つ以上重なるかどうかで線引き。

◆脱メタボへ・・・

・ウエストサイズの計測は、協力してくれる人が必要になり、情報の共有が脱メタボ成功への第1段間

・カロリー手帳を一家に一冊常備し、家族で閲覧する習慣を。

 毎日口にする飲料、食品、料理、食材のエネルギーが写真入で収載され、体調や食事の記録も出来る。

 

◆ 自身の食の特徴をつかむことが必要 ◆

 ●メタボリックシンドロームの診断基準

動脈硬化性疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の危険性を高める複合型リスク症候群を「メタボリックシンドローム」という概念のもとに統一しようとする世界的な流れの中、日本肥満学会、日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本腎臓病学会、日本血栓止血学会、日本内科学会の8学会が日本におけるメタボリックシンドロームの診断基準をまとめ、2005年4月に公表。

本診断基準では、

必須項目となる内臓脂肪蓄積(内臓脂肪面積100平方cm以上)のマーカーとして、ウエスト周囲径が男性で85cm、女性で90cm以上を「要注意」とし、その中で

①血清脂質異常(トリグリセリド値150mg/dL以上、またはHDLコレステロール値40mg/dL未満)

②血圧高値(最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上)

③高血糖(空腹時血糖値110mg/dL)

---の3項目のうち2つ以上を有する場合をメタボリックシンドロームと診断する、と規定しています。 

健康情報ページ うらりねっとより

http://www.uralynet.com/ms/msgl.htm

日本経済新聞2008.06.21掲載
 
 
テーブルの栄養学
『梅の酸味がもたらすもの・・・!』

今回から、 食卓プロデューサー 荒牧 麻子さんが書かれる、日本経済新聞の健康生活NIKKEI PLUS1より抜粋して掲載いたします。

『梅仕事』

入梅と時期を同じく準備を始める。日本の風土を物語る食の場面の代表格。

漬け込んだ実をそのまま食べる梅漬けから、梅干を作る過程で生じるわずかな梅酢を用いた桜の花の塩漬けなど、それぞれの家伝来よる香しい品々は実に多彩。

加工された梅の実に含まれる代表的な有機酸

・・・コハク酸、リンゴ酸、クエン酸など

疲労回復や殺菌効果はこの「酸っぱい」味わいがもたらすもの。

最近の知見によると・・・梅干を食したときはもちろんのこと、それを連想しただけでジュワっと口にわきあがるように広がり出る唾液(酵素)の成分と効能にも新たな視線が。

デパ地下の梅干コーナーには、産地・品種とともに、含まれる塩分濃度も明記されている。

8−20%とその開きは大きく、塩分量は1粒当り0.2gの小梅から、大粒で3.0gほどに。

◆1日の塩分摂取量の目安

成人男性の場合10g以下、成人女性の場合8g以下が望ましいとされている。

一粒の重さが12gの中くらいの梅干は、種を除くとおよそ8gなので、そこに含まれる塩分相当量は0.6〜1.6gになる。

ご飯に味噌汁、干物や焼き魚そして納豆と仕上げに梅干のスタイルの塩分量が増幅される。

塩分は少ないに越したことはないので、食べ方が肝心 

筆者の新宿医院院長の新居 裕久氏が、6月1日にお亡くなりになりました。

大変役に立ちますお話をたくさん頂き誠に有難うございました。

ご冥福をお祈り申し上げます 

日本経済新聞2008.06.14掲載

【医食同源・・・栄養バランスで貧血対策

 貧血は、ポピュラーな病気。女性で約10人に1人、男性で約300人に1人で存在するらしい。

◆女性に多いのは・・・

ダイエット・粗食・偏食などによって、ヘモグロビンを作る鉄やたんぱく質が不足し起こる。

女性は成長期や妊娠、出産、授乳時に鉄分を必要とするほか、月経があるため男性より貧血が多い。

●貧血の予防・治療

栄養のバランスの取れた食事で、鉄分やたんぱく質を補充する必要がある。

鉄には・・・

吸収率のよいヘム鉄と悪いヘム鉄がある。良いヘム鉄は15〜25%吸収されるが、悪いヘム鉄は2〜5%しか吸収されない。

吸収率の良いヘム鉄は、主に肉や魚介、レバーなどの動物性たんぱく質に多く含まれている。

吸収の悪いヘム鉄は、主に植物性食品に含まれている。

●ヘム鉄の吸収率を高めるには・・・

他の食品との組み合わせでとる。第1に動物性たんぱく質食品、第2はビタミンC、これは果物や野菜に多く含まれている。第3にリンゴ酢のような木の実から作られている酢を一緒にとると吸収率が高まる。

【栄養のバランスをとることが、大切!】

面倒だからといって、サプリメントでとったほうがよいと思うかもしれませんが、とりすぎると鉄が皮膚に沈着して黒ずんだり、時には肝硬変などを引き起こす鉄過敏症を起こすことがあるので、気をつけなければならない。

日本経済新聞2008.06.07掲載

【医食同源・・・クエン酸で元気回復!

 疲れたときに酸っぱいものをとると疲労回復になるとか、スポーツ後でレモンをかじるとよいと言われている

その秘密が・・・クエン酸

クエン酸をとることでエネルギーの産生がよくなる

●クエン酸サイクルと呼ばれるエネルギー生産工場

食物から摂取された栄養素がクエン酸などの8種類の酸に分解され、その分解過程でエネルギーが産生されるからである。ところが運動を続けているとクエン酸サイクルの働きが落ちて疲労してくる。クエン酸を補給すると、短時間のうちにサイクルが活性化される。

 さらに、近年注目されてきたのは、疲労の原因物質とされてきた乳酸に、新解釈がなされるようになったこと。運動すると乳酸が出ることは知られているが、実はこの乳酸、単なる疲労回復物質ではなく再び変化してアセチルCoA(エネルギーを生み出す物質)になることができるのだ。

 つまり、乳酸もエネルギーのもとになる。そしてクエン酸をとるとクエン酸サイクルが活性化し、乳酸をエネルギーの源に戻してくれるというのである。

◆ クエン酸が多く含まれているもの

レモン・オレンジなどのかんきつ類、梅干し、もろみ酢など・・・。

これは、酢と呼ばれていても泡盛蒸留後に残るもろみをさらに蒸留し、ろ過して作ったもので甘味と香りがあって口当たりが良い。

「疲労予防、治療にはクエン酸を含んだものを・・・!」

日本経済新聞2008.05.31掲載
 
 
【医食同源・・・大腸がん、気になる食習慣!

  新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

日本人のがんは、胃がんが上位を占めていましたが、近年は食の欧米化が影響してか、大腸がんが増加してきた。

国外の研究などによるれば

◆大腸がんの原因については赤身肉(牛、豚、羊肉など)や保存肉(ハム・ソーセージ・サラミ・ベーコンなど)との関連を指摘されている。

最近、国立がんセンターの津金昌一朗予防研究部長も日本医師会雑誌に論文掲載。

肉類の調理加熱中などに生じるニトロソ化合物、ヘテロサイクリニックアミン、多環芳香族炭水化物あんどが発がん物質や、肉や脂肪による腸内細菌叢の変化が、大腸がんに関連すると考えられる。

◆胃がんの場合

一般に痩せている人に目立つとの印象が強いが、大腸がんは、むしろ肥満の人に多くみられるようだ。

その理由については高エネルギーの赤身肉や保存肉を好んだり、また酒好きの人が多いためと思われている。

さらに肥満はインスリンの働きを悪くし、高インスリンの働きを悪くし、高インスリン血症をきたす。それにともないインスリン様成長因子が高くなる。

これらが大腸がんの発生と関係が深いといわれている。

●対策は・・・

赤身肉や保存肉、アルコール摂取量を減らす。また、肉類と炭水化物を一緒にとり過ぎると、肥満になりやすいので気をつけ、炭水化物を減らして野菜を十分にとり、大いに運動を行うことが大切です。

 なお、葉酸が不足すると大腸がんのリスクを高めるといわれるので、これを多く含む野菜、豆類、レバーなどをしっかりとるようにしましょう

日本経済新聞2008.05.24掲載
 
 
医食同源・・・東アジアの食に注目!

 新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

現代の日本人にとって健康長寿に良い食は、和食でも洋食でもない

医食同源思想を持つ中国、韓国など東アジアの食である。

日本が世界一の長寿国になったのは

漬物とみそ汁でご飯といった粗末な食事から、食が欧米化し栄養のバランスがとれたからだ。

近年これが行きすぎて飽食の時代になり、肥満、心臓病といった生活習慣病が増加している。

◆中国、たとえば薬膳の中心地である香港の平均寿命はなんと日本と同じくらいだ。韓国の平均帰寿命は多少短いものの、その原因は脳卒中で、がんや心臓病による死亡の割合は、日本より低め。脳卒中さへ減れば、近い将来に平均寿命もあがるだろう。

これらの地域の食の共通性は、米を主食とし野菜、海藻、キノコ類、果物、大豆及びその加工品、魚介類である。調味料としては、しょうゆやみそ、植物油などを使う。肉や脂肪をたくさんとる欧米人の食と異なり、はるかに日本人に合ったものといえる。

日本の料理のほとんどは、外来の食文化を風土に合わせて和風化し、定着させてきたという長い歴史をもっている。ギョーザやラーメン、焼き肉などは日本の料理と思っている人もいるくらいだ。

◆食べ方に問題が・・・

本場にはないギョーザライスやラーメンライスといった炭水化物の多いパターンの組み合わせが多いのだ。必ず野菜をたっぷりつけて、栄養のバランスをとり、本来の医食同源にもとづいた献立に 

日本経済新聞2008.05.17掲載
医食同源・・・気になる日本の食糧自給!

 新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

日本のカロリーベースの総合食糧自給率は・・・2006年度で39%

◆日本の農地だけで食糧を自給した場合(農水省試算)

1日の食事例

・朝食・・・ごはん一杯、粉ふき芋2個、ぬかづけ一皿

・昼食・・・焼き芋2本、ふかし芋1本、果物50g

・夕食・・・ごはん一杯、焼き芋1本、焼魚一切れ

信じられえないくらいの粗食になる

◆中国の有名な言葉

国は民をもって天と為し、民は食をもって天と為す」つまり国を治める者には国民の健康が必要。そのためにには、民にしっかり食をとってもらうことである。

この言葉は、紀元前206年に秦が滅びた後、漢王・劉邦と楚王・項羽が天下を争って戦った時代のもの。ある時劉邦が食糧の豊富な土地を捨てて退却せざるを得なかったとき、部下が「この土地を捨てたら二度と立ち上げれない。兵は食を摂らずにどう戦うのか」と進言した。

劉邦はこの忠告を素直に聞き入れて退却をやめ、結局勝利を得た。

中国人は食は命の基本なりという考え方を持っているからだ。衣食住の中で、もっとも食を大切にする。

中国製の冷凍ギョーザ事件などで、中国の食に不信感が広がっているが、実は中国は自給率を高めるために一生懸命だ。食に関心のない日本人も自給問題に関心をもったほうがよいのでは・・・

日本経済新聞2008.05.10掲載
 
 
医食同源・・・お酒にニラレバが合う理由!

 新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

飲酒は、口腔(こうくう)、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、食道、肝臓、乳がんなどをあげるのが確実とされている。さらに、近年は、大腸がんとも関係があることが分かってきた。

●厚生労働省研究班(多目的コホート研究)が、2003年に発表した、40-69歳の男女役9万人の追跡調査

【男性】

アルコール摂取量が日本酒にして1日一合異常二合未満の人

・・・飲酒しない人に比べ大腸がんの発生率が1.4倍

1日平均二合以上の人は・・・2.1倍

【女性】

週1日以上飲酒する人・・・飲酒しない人に比べて発生率は上昇しなかった

(1日平均一合以上飲酒する人がほとんどいなかったからだという)

◆飲酒でがんが増えるか・・・?

アルコールが分解されてできるアセトアルデヒドの有害作用が考えられる。

さらに研究班は、分解のさいにでる活性酸素の影響を指摘。細胞中の傷ついたDNAの修復に必要な葉酸(水溶性ビタミン)が、活性酸素により壊されてしまう。

お酒を飲むにしても、1日に日本酒一合未満までにとどめることが大切。

葉酸を上手に取り入れることも心がけたい。葉酸はシュンギク、ニラなどの野菜類やレバーなどに多く含まれている。

日本経済新聞2008.05.03掲載
 
 
医食同源・・・食事と運動で骨を丈夫に!

 新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

寝たきりになる大きな原因の一つに、骨粗しょう症による骨折がある。

骨は硬くて丈夫なので成人後は一生変化しなものと思われがちだが、実は絶えず骨は作りかえられている。

◆成長期は・・・

骨を壊す破骨細胞の働きより、骨を作る骨芽細胞の働きの方が強いので、骨量は増加し続け、20歳前後でピークを迎える。

10歳代は骨の貯蔵期にあたる重要な時期なので、ダイエットには十分気をつけなければならない。

◆20歳を過ぎると・・・

骨芽細胞と破骨細胞の働きが同程度になり、骨量は一定に保たれる。

女性の場合は、50歳前後に閉経を迎えると女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少。破骨細胞の働きが骨芽細胞の働きより相対的に強くなり、骨量も減少へと向かう。また、腸管からのカルシウムの吸収も減少してくるので、男性よりも女性の方が、骨粗しょう症に早くなりやすい。

【対策】

カルシウムを多く含む食品と運動が大切

カルシウムをとるときには、骨を作るたんぱく質とビタミンDを多く含む食品(サケ・サンマ・シラス干し・干しシイタケ・キクラゲなど)を一緒にとる。さらにビタミンKも骨の形成促進に大切です。このビタミンは緑黄色野菜や納豆などに多い、つまり栄養のバランスのとれた食事が重要なのです。

そして、運動。骨にカルシウムを蓄積させるばかりでなく、骨をささえる筋肉も強化される。

日本経済新聞2008.04.26掲載
医食同源・・・バランスの良い江戸前すし!

 江戸前って・・・・

東京湾で取れた魚介類のこと。「元々は江戸城前の意で品川沖界隈で取れたものを指したが、のちには東京湾で取れたものすべてをいうようになった」だそうでう

 新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

江戸前すしは日本の代表的な料理。世界中の人々に好まれている。

その理由は・・・

見た目が美しく、おいしいこと。さらに魚介類は肉類に比べて低エネルギーのうえ、コレステロールの心配のそれほどしなくてすむので、ヘルシーだと考えられているからだ。

魚介類は・・・

肉類に比べて、血中総コレステロール値を上げる飽和脂肪酸が少なく、体脂肪になりにくい。逆に下げる働きを持つエイコサペンタエン(EPA)やドコサヘキサエン(DHA)、オレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が多い。

 

 ウニ・イクラ・イカ・タコ・エビ・ホタテ貝柱などはコレステロールが多いのではと心配する人がいるが、これらのなかには血中総コレステロール値を下げるタウリンや前述した不飽和脂肪酸が多く含まれているので、その心配はないとされている。

 栄養面・・・

良質なたんぱく質が多く含まれ、各種ビタミン、ミネラルも豊富です。イカ・タコ・貝類などは、魚類に比べてたんぱく質の質がやや劣るものも多いが、すしにつきものの栄養価の高いたまご焼きがカバーしてくれる。

 

現在、回転寿司が繁盛しているが、好きなものだけをとることが多く、栄養面でバランスの崩れることがある。その点、従来の江戸前すし(盛り合わせ)の場合、各種の具がバランスよく盛り込まれ、さすが生活の知恵だと思う。

但し、欠点は野菜不足に陥ること、これに対しては、わかめなどの海藻類をたっぷり添えてもらうとよいでしょう!

日本経済新聞2008.04.12掲載
 
 
医食同源・・・胃がん予防に野菜と減塩!】

新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

◆胃がんの予防として

たばこをやめる

・なるべく新鮮な野菜や果物を十分にとる

・食塩の多い商品を控える   などがあげられる

●食品に関係する2点について、厚生労働省がん研究助成金による「多目的コホート研究」を紹介

◇40〜59歳の男女約4万人を対象とした10年間の追跡調査(2002年発表)◇

●野菜や果物をほとんど食べない人を基準に

週1回からほとんど毎日食べている人は、胃がんの発生率が3割前後低い

◆予防する成分として

カロテノイド、ビタミンC、葉酸、フラボノイド、植物性エストロゲン、イソチオシアネート、食物繊維などが考えられる。

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なるべく新鮮な野菜やくだものを毎日たべることががん予防につながりそう!

その量は

●野菜350g(うち緑黄色野菜120g)、果物200gが目安

▲食塩の取りすぎは・・・

 胃の粘膜の層が破壊され粘膜が傷ついて胃がんが発生しやすくなる。

◆同じ研究班の04年発表の調査

塩蔵魚卵(たらこ、いくらなど)や、塩辛、練りウニをほとんど毎日食べる人は、ほとんど食べない人に比べて、胃がんリスクが2-3倍増加

 

塩分の取りすぎに気をつけましょう!

日本経済新聞2008.04.05掲載
 
 
医食同源・・・長寿を目指す食べ合わせ!】

  新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

日本人はなにかというと「あれは体にいい」「これは体に悪い」と決めつける

食品は、一つの食品のみで出来ているわけではない。各種の食品の組み合わせて作りあげるもの。

たとえば

肉・・・コレステロール=悪という連想から、肉を避けた食事を続ければ、免疫力が落ちたり、ストレスに弱くなったりする。老化も進んで寿命を縮めるだろう。

日本人でも、百歳以上の元気な人たちは、良質なたんぱく質源である肉をよく食べていたという調査結果もあるくらいだ。

 大切なのは、肉を食べるときには、野菜、豆腐などの植物性食品を多めに一緒に調理することだ。

食べ合わせる食品を上手に選べば、これらがコレステロールを抑えてくれるうえ、肉の栄養も十分にとれるし、よりおいしくなる。

「医食同源」の食事とは・・・

簡単に言えば、

それぞれの食品の持つ機能を知り、上手に組み合わせてバランスのとれた料理や献立を作ること

おいしく食べて、病気を予防、治療することにつながる。健康で長生きしたければ、無理な制限食や味気のない食事に甘んじることはない。

◆おすすめの本

「21世紀の医食同源」ベターフォーム出版局)

日本経済新聞2008.03.29掲載
 
 
医食同源・・・糖尿病と脂肪の関係は・・・!】

 新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

日本人の糖尿病患者は・・・

可能性を否定できない人を含め1620万人と推定され、増加の一途

◆悩みの一つ

高エネルギーの肉や脂肪はいけないと制限されていることだろう

これらを食べながら、糖尿病の予防・治療が出来ないのだろうか・・・?

★アメリカ・テキサス大学・サウスウエスタン医療センターのガーグ準教授による1988年の論文

・入院中の10人の糖尿病患者を対象に、次のよな研究

まず、初めの28日間は、日本人が摂取しているようなあぶらけのない、高炭水化物、低脂肪食(エネルギー比で炭水化物60%、脂肪25%)を、次の28日間は、同一の人物に欧米人が摂取しているような、あぶらたっぷりの、低炭水化物、高脂肪食(炭水化物35%、脂肪50%)をとってもらった。

・結果

低炭水化物・高脂肪食のほうが好結果

・後者は、前者に比べて、血糖値、血中中性脂肪値が低下し、善玉コレステロール値は上昇した。ここで与えた脂肪は、主としてオリーブ油のよな植物油だ。この種の油は、悪玉コレステロールだけを低下させ、善玉コレステロールを低下させないオレイン酸のような不飽和脂肪酸を多く含む

ガーク準教授は、軽症の糖尿病患者に、たくさんの野菜と、肉や魚、卵、牛乳、大豆加工品などのたんぱく質食品、植物油を充分とってもらった。一方で、甘いもの、麺類、ご飯などの炭水化物食品をできるだけ抑えてもらったところ、好結果を得ている。

日本経済新聞2008.03.15掲載
 
 
医食同源・・・大腸がんと便秘の関係!】

新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

便秘すると大腸がんになる・・・?

◆厚生労働省がん研究助成金による「多目的コホート研究」◆

●40〜69歳の男女6万人を約7年にわたり追跡調査・分析した2006年の発表

便通が週2、3回ならば、毎日ある人に比べて、大腸がんのリスクが高くなることはなかった

・この研究班では、「食生活との関係」も同規模ぐらいで調査

結果・・・食物繊維の摂取量と大腸がんのリスクの間には、量が多いほどリスクが低いという関連は見られない

しかし、非常に少ない摂取量の場合は大腸がんのリスクが高くなる可能性がある。

具体的な量は・・・欧米で行われた13のコンホート研究による結果・73万人の解析結果

1日10g未満しか摂取していない約1割の人だけリスクが高くなった

この量は、1日にブロッコリー中の2/3、あるいはアーモンド100gに含まれる量

日本人は、日常、野菜や海藻、きのこ、納豆などの食物繊維の多いものをとっているので、そんなに摂取量が少ない人はほとんどいないだろうと思われる。

◆「野菜と果物の関係」

摂取量のもっとも多いグループと少ないグループと比較すると、大腸がんのリスクは変わらなかった

・・・野菜や果物は胃がんや高血圧、心臓病、便秘などの予防に有用であるということから、日常栄養のバランスのとれた食事の中で十分とるべきだ。

日本経済新聞2008.03.08掲載
医食同源・・・「3・2・1」でダイエット!】

新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

アメリカではアトキンス博士の炭水化物、高たんぱく質、高脂肪食ダイエット(3/1号で紹介)が大変なブームになったが、筆者らも1971年に、当時、リノール酸の研究をしていた国立健康・栄養研究所の故鈴木慎次郎部長らと、肥満に対する低炭水化物、高たんぱく質、高脂肪食(主としてべに花油)ダイエットの研究を行った。

 

べに花油に多いリノール酸が、血中コレステロール値を下げる以外に、体脂肪を減少させる働きがある

 

●対象・・・主として20-30歳の肥満女性56人

◆結果・・・1ヶ月で1-7kgぐらい減量

また、1年以内の観察では10kg以上減量した人は12人。その後2〜3年の観察では半数が減量状態を維持し、顕著なリバウンドが無かった。

◆理由は・・・肉や脂肪がとれ、腹持ちがよかったから

さらに、この食事で注目されれるのは、

よくかんで食べる」と漸次、大食できなくなり、摂取エネルギーが減ってくること

◆方法は・・・まず栄養のバランスを考え、その中で低エネルギーの野菜、海藻、きのこ類をたくさんとり、肉、魚介、卵、牛乳や大豆の加工品などのたんぱく質食品と植物油を充分にとる。そして、炭水化物食品を抑える。

量としては、

感覚的に野菜3たんぱく質食品と脂肪2炭水化物食品1ぐらいの割合

日本人は一つのものとしてとらえてしおの良否を論ずるため高エネルギーの肉や脂肪を避けようとするするが、低エネルギーの野菜類などと一緒にとれば、摂取エネルギーを抑え、その上、空腹感の無い減量も可能である。

日本経済新聞2008.03.01掲載
 
 
医食同源・・・炭水化物抑えるダイエット!】

新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

ダイエットの続かない原因

食べたいものが食べられない、特にエネルギーの高い肉類や脂肪が食べられないから

身の回りには、油脂を使ったおいしい食べ物が満ちあふれ、その誘惑に打ち勝つのは大変である。

★アメリカでは、大変?

日常、肉類や脂肪を常食しているためダイエットは至難の業。

*心臓病の外科医であるドクター・アトキンスが唱えたダイエットが、大流行*

【方法は・・・】

パン・パスタ・果物・砂糖などの炭水化物食品を極力抑え、変わりに肉、魚、卵、チーズなどのたんぱく質食品や脂肪、野菜はとっても良いというもの。

【結果・・・】

特別エネルギー計算をせず空腹感なく減量できたので、多くの人から支持を受けた。

しっかりしたエピデンス(医学的根拠)がなかったので学者から信用されなかった。

 

最近、世界的に有名な医学雑誌「JAMA」は・・・・

アトキンスの低炭水化物、高たんぱく質、高脂肪食を他のダイエットと比較。

①エネルギーを制限せず、高炭水化物、低脂肪食でとる方法

②摂取エネルギーを炭水化物、脂肪、たんぱく質で4対3対3の割合でとる方法

③エネルギーを制限し、高炭水化物で飽和脂肪は10%以下に抑える

方法と比較してみると

12ヶ月間で、アトキンスダイエットでは4.7kg減量したが、その他のダイエットでは平均2kgちょっとしか減量しなかった。

また、アトキンスダイエットでは血中中性脂肪値が低下し、善玉のHDLコレステロール値が上昇した。

 

気になる方は、試してみてはいかがでしょう

日本経済新聞2008.02.23掲載
医食同源・・・飲食後のラーメンの秘密!】

新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

Q・中年男性から「酒を飲んだ後に、どうしてもラーメンが食べたくなる。これが太る原因・・・?」

Aラーメン一杯は500キロカロリーくらいのエネルギー。

そして食塩の含有量は6g前後。酒を飲みながら食事をし、その後ラーメンを食べると、あきらかに食べすぎ。

その上、食塩をとりすぎてします(1日食塩摂取目標量は10g未満)。

【食べたくなる理由】

・酒を飲むと血糖値が下がる。肝臓でアルコールを分解するとき、体内の糖分をエネルギーとして使うからだ。

 そこで糖分補給のためにラーメンがほしくなる。

・脳内にベーターエンドルフィンというものがでてくる。これはおいしさと快感をもたらす働きがある。さらにもっと食べたいという欲望をだすドーパミンが同時に分泌されるようだ。

◆京都大学 伏木亨教授が動物を用いて証明

脂肪と糖分とだしのうまみは食を促す必須の栄養成分である。これらの単独、あるいは組み合わせが、美味の三要素といわれ、よりうまみを作るコクをだす。

 美味だといわれるものを追求すると、この三要素が存在する。ラーメンもその一つで、後を引いたり、毎日食べたくなったりするのはそのためだということです。

そこで酒を飲んだ後の「ラーメンはメタボには要注意!」

めん類や汁は半分ぐらい残すようにするか、またその分牛乳、野菜ジュースなどを飲んで我慢してみたらいかがでしょう。

日本経済新聞2008.02.16掲載
 
 
医食同源・・・とん汁で野菜を多くとろう!】

新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

日本人のもっとも不足している食品は野菜!』

厚生労働省では、1人1日野菜を350g以上、うち緑黄色野菜を120g以上とることを目標にしている。

最近の国民健康・栄養調査の結果・・・70g前後不足している

◆野菜は・・・

低エネルギーで、生活習慣病の予防になるビタミン、ミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどのファイトケミカルをたくさん含んでいるからです。

そこでおすすめしたいのは、とん汁(ぶた汁ともいう)

とん汁には・・・

豚肉に野菜などを加えて味噌(みそ)汁仕立てにした汁物をいう。普通の味噌汁に比べて具の多いのが特徴で、食べる味噌汁ともいわれる。

 これで、ごはんを食べれば栄養のバランスをとることも可能である。よくつかわれる材料は、豚肉、油揚げ、そして人参、ごぼう、大根、さといも、こんにゃく、ねぎなど7,8種類。これらを好みの形に切って、サラダ油でいため、だし汁を加え、少し煮で味噌で味をつける。

 この料理法が好ましいのは、野菜類に多く含まれるビタミンB群、Cといった水溶性ビタミンが汁に溶け出してくれること。ビタミンA(カロテン)、Eなどの脂溶性ビタミンの吸収率が高まることである。

 また、血圧上昇を防ぐカリウム、カルシウム、マグネシウムなどがとりやすく、さらに具をたくさんいれた分汁の量が減り、その分減塩ができる。牛乳とよく合い、食べるときに加えるとうまみとコクが出てより減塩しやすい

日本経済新聞2008.02.09掲載
 
 
医食同源・・・伝統型食生活と胃がんの関係!】

新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

胃がんが近年減少傾向・・・?

◆男性の場合

 トップは肺がん、ついで胃がん

◆女性の場合

 トップは、胃がん

『日本人に胃がんが多いのは、日常の食生活パターンが影響』

●厚生省労働省研究班

40−59歳の男女約4万人を対象にした、食生活とがんとの関係を4年間追跡調査

▲日本の伝統的食生活のパターンでは胃がんのリスクが高くなる

今回の研究は、食事パターンと胃がんリスクの関係を調べている

○40品目の食品摂取頻度を問うアンケート調査

 そのパターンから『伝統型』・『健康型』・『欧米型』の3つのグループに

・伝統型

 塩蔵魚卵、漬物、魚の干物、魚介類、味噌汁、米などとの関連が強い

・健康型

 各種の野菜、果物、海藻、そしてじゃがいも、きのこ、大豆製品、牛乳、卵などとの関連がある

・欧米型

 肉類、特に牛肉、豚肉、鶏肉、ベーコン、レバー、バター、チーズ。そしてマヨネーズ、パンなどとの関係が強い。

◆食生活パターンと胃がんのリスク

 伝統型の群が男女とも胃がんのリスクが高く、健康型の群は女性だけ低く、欧米型の場合は、男女とも胃がんリスクとの関連はみられなかった。

『胃がんは、日本の伝統型の高食塩食が大きな影響を与えている』

日本経済新聞2008.02.02掲載
 
 
医食同源・・・鍋物でメタボを予防!】

新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

寒いときの料理の定番・・・鍋料理

鍋料理は調理法により3つに分類

●味付けの濃いもので、すきやきや魚すきなど

●味付けの薄いもので、寄せ鍋、うどんすき、おでんなど

 これらは、しょうゆ・砂糖・みりん・酒などで調理される

●コンブだしで煮込んだもので、ちりなべ・みずたき・しゃぶしゃぶなどがある

 これは、ポン酢しょうゆにももみじおろし(大根おろしに赤とうがらしを加えたもの)と、きざみねぎを加えたもの)と、きざみねぎを入れて食する場合が多い。

 

◆メタボリックシンドロームの予防には・・・

ちりなべなどすすめたい。

★材料は・・・

魚介類・春菊・白菜・きのこ・豆腐あんどが用いられ、日ごろ不足しがちな、低エネルギーで生活習慣病を防ぐ野菜がたくさんとれ、栄養のバランスがとりやすい。また、コレステロールの上昇を抑える魚介類・豆腐がとれる。

さらに、ポン酢しょう油はダイダイなどの果汁と酢、これにしょうゆを加えて作るので、減塩しやすい。また、もみじおろしを入れると、酸、苦、甘、辛、鹹(かん=塩からい)の五味の調和がとれているので大変おいしく味わえる。

 

食材としては、ふぐ・たい・たらなどが良く使われるが、ふぐは近年養殖物画出回っているので比較的安く食べられ、また、体を温める働きがあるので、鍋物で食べるととてもよい。

最後に食べる、うまみたっぷりの汁でつくった雑炊は忘れがたく、ごはんの大食を防ぐ。

日本経済新聞2008.01.26掲載
 
 
医食同源・・・食品組み合わせ高血圧予防!】

私も少し、高血圧なんで今回の掲載内容は大変興味があります。

新宿医院院長 新居 裕久さんのお話

「主食偏重の食習慣を持つ日本人にとっては、減塩は大変困難なこと」

◆国の目標・・・1日10g未満の目標値

現在の日本人は1人1日12g前後の食塩をとっている。

◆近年、たんに食塩摂取量を落とす方法よりも、血圧上昇を抑える食品の組み合わせた方がより効果的であることが米国の研究でわかった。

【DASH食(高血圧予防のための食事)】

○方法は・・・

今まで高血圧予防で注目されていなかった食品を組み合わせる。

低脂肪酸乳製品(飽和脂肪酸とコレステロールが少なくカルシウムが多い)、他にカリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維を多くとる

野菜・果物・海藻・きのこ・芋・豆・種実・雑穀類などに多く含まれる

←この種の食事をとると、多少食塩

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